今日は自分メディアの作り方について紹介する。
最近、よくこのような質問を受ける。
「中村あきらさんのブログはとてもよく考えられて素晴らしいですね。
自分もこんなサイトをつくりたいです。
どうやって作っているのですか?」
ぼくは文章を書くことにニガテ意識があり、そんななか頑張ってブログを書いてきたので、こんな風に言って貰えるとほんとうに嬉しくて、とてもありがたい。
このブログは、2013年の元旦からスタートした。
それから約1年半かけて、時間があればブログを更新してきた。
このブログから受けた恩恵は以下の通りだ。
・会いたいと思える人に会えるようになった。
・出版や取材につながった
・自分が社会からどんなことを求められているか知れた。
ぼくはブログを書き始めてから、色んな人に会えるようになったし、出版にもつながった。
また、どんな記事が人気になったり多く読まれたりすることで自分が社会から何を求められるているのかがわかり、これからの自分の道しるべになった。
今回はそんな自分の人生を変えた「ブログ」、ひいてはその全体像である「自分メディア」の作り方について紹介したい。
目次
そもそもブログをつくろうと思ったきっかけ。
2012年に海外展開やビジネスの種を探すために、世界中を周り始めた。
そのときに海外から帰ってくるたびに、会う人に「あの国はどうだった?」と聞かれることが多くなった。
またせっかく海外に行くのだから、現地の日本人や起業家に会いたいと思っていた。
しかし、何も有名ではない自分に会ってくれる方というのはとても少なかったのだ。
日本から現地の人を紹介してくれる人もぼくという人物を紹介しづらいようだった。
そんな悩みがあって、どうやったらぼくに会いたいと思ってくれるだろうかと当時すごく考えていた。
そして数少なく出会ったくれた方に、その悩みを相談したところ、以下のように教えてくれた。
そういう風に教えてもらった。
お二人とも、自分をブランディングすることに成功されている方なので
そのアドバイスはとても説得力があった。
じゃあぼくも、ブログを本気でやってみよう!と思ったのだ。
自分メディアの作り方
自分ブランディングは、まず自分メディアをつくることから始めよう。
そこでまず作るのはブログだ。
なぜかというと、ブログは「自分メディア」の根幹だからだ。
安藤美冬さんが言ったように、どんなにFacebookやTwitterをやっても自分が何者なのかを初めてあった人は分からないからだ。
だからここではその自分メディアをつくる第一歩、根幹となるブログの作り方を紹介する。
①まずは自分のブログの完成形をイメージする。
自分の完成形イメージするために、自分がやっていることの完成形をしている方のモデルを探すのが大事だ。
本にも書きましたが、何かをつくるときは基本「モデリング」をする。
ぼくの場合、世界中を旅していたので、海外を周りながら「自分メディア」を持っている人のブログというのが完成形のゴールになった。
具体的にいうと、高城剛さんや中田英寿などがゴールのイメージに近く、
彼らはどんな風にメディアを配信しているかを調べた。
つまりは、自分の目指すブランディングで有名な人、自分メディアで食べている人を探していくだ。ぼくの場合にはほかにも…

→海外ノマドの平城さん http://hirajo.com/

→パワートラベラ―の阪口裕樹さん http://blog.powertraveler.jp/
これらの人が、世界中を旅しながら「自分メディアだけで食べている人」だった。
このサイトなどからコンテンツ案、サイト構図案を考えることができる。
②自分だけの差別化を考える
あとはこの人たちになくて、自分にあるものは何だろうと考える。
同じものをつくっても、
それはやはり、シリコンバレーに住んでること、沖縄に住んでいたことだと思った。
なのでシリコンバレー発信のサイトで人気があるものをモデルに探した。
すると、少ない記事でアクセスが高いブログを見つけた。
多い記事でアクセスが高いサイトだと、そのブログに多くの記事を書かなければいけないと予想した。それだとコンテンツを考える時間、書く時間が膨大にかかってしまうのでモデリングから外した。

→Turn Your Ideas Into Reality http://www.turnyourideasintoreality.com/
これぐらいまで見つかると明確に自分のブログの完成形はイメージできる。
③最後に完成形のイメージに近いワードプレスのテーマを探す。
ワードプレスはテーマ(テンプレート)と呼ばれる無料・有料のデザインが世界中で販売されている。
上記のモデルサイトの3つを合わせた完成形のイメージと一番近いテーマを探す。
色々探していくと、WEBマガジン、マガジンスタイルと呼ばれるカテゴリーが近いことが分かってきた。

→【有料・無料】マガジンスタイルのWordpressテーマ26選 http://matome.naver.jp/odai/2136982029952918301
その中から自分のイメージ、カラーにあったブログを選び作り始めていくという流れだ。
ぼくの場合は、自分ブランディングの目的が「多くの知見が広い人に会うこと」だったので、しっかりとしたデザインを選んだ。信頼してもらうためだ。
会いたい人にどんな風にメッセージを送るか
ぼくは例えば、ビジネス本やネットニュースを読んでとても面白い考え方やためになることを書かれている著者の方や経営者がいたらフェイスブックで以下のようなメッセージを送る。
〇〇さま
はじめまして、中村あきらと申します。
〇〇さんの著書を読ませていただきとても感動しました。
特に、あの箇所の考え方などとても素晴らしいと思いました。
もしよかったらお会いできないでしょうか?
ぼくのプロフィールはこちらです。
また世界中の経営者に会って話を聞くという活動もしています。
https://www.akiradrive.com/category/世界中の経営者と会う
ぜひもっとここの部分について詳しく聞けないかと思っているのと、
何かお話をする中でコラボレーションやご紹介できる方がいるかもしれません。
ぜひよろしくお願いします。
実際に送るメールはもうちょっと長く書いているが、
外せないポイントは
1)あなたの〇〇に感動している(”熱”を伝える)
2)ぼくに会うことのメリット
この2つだ。
このメッセージの肉付けというか、裏打ちとして自分メディアがあることで
・「面白そうな人だな」
・「この人は会っても時間の無駄にならないな」
・「色々会っている人や国を聞いてみたい」
・「違う業界の話を聞いてみたい」
・「何か仕事にプラスがつながるかも」
という風に思ってもらうことができ会ってもらう率が格段にあげることができる。
自分メディアをつくる上でおすすめの本
ぼくが「自分メディア」をつくるにあたり参考になった本を紹介する。
これらの本は、「自分メディア」の全体像や成功した人たちの考え方が理解できる内容となっている。
ここまでで大事なことは、会いたい人に会えるようになるためには、自分と言う価値を自分で上げていかなくてはいけない。ということだ。
有名な人になればなるほど、会いたいという人はたくさん出てくる。
その中で自分と会う時間を選んでもらうには、一つ一つ自分の価値を「自分メディア」で発信していき「ぼくはあなたと会うにふさわしい人物ですよ」と自分メディア全体で表現していく必要がある。
ぼくは今までの経験から、チャンスやビジネスアイディアは人との出逢いからしか生まれないと確信している。
ぼくがZIPNGs.comを思いついたのもある販売コンサルタントさんとの出会いがあり、彼に「一人暮らしの家具はいけるよ」と教えてもらったからだ。
ソフトバンクの孫さんも、マクドナルドの藤田社長に「これからはコンピューターだ」と教えられたのが最初のきっかけだ。
自分よりもレベルが高い人、自分よりも知識が深い人、自分よりも視野が広い人、そういう人の出会いから自分のチャンスがきっと見つかるはずだ。
宝物を見つけたいならば、まずは宝の地図を持たなければならない。
ぼくはその宝の地図こそが、「自分メディア」だと思っている。
まずはブログから試してみよう!
この記事が載ってある「まとめ記事」はこちら


→2015年中村あきらの年間521冊読んだ中でのめちゃくちゃタメになった本ベスト12
