中村あきらです。
「ランチェスターの法則」を紹介します。
ランチェスターは弱者が勝つための方法論として広く
実践されています。
航空戦の観察から提唱された軍事作戦における方程式の一種で
主に戦闘シュミレーションに応用されていますが、
オペレーションズリサーチにも用いられます。
第二次世界大戦で、兵器開発などをコロンビア大学のクープマンや
キムボール海軍作戦研究班が研究した結果、
ランチェスターモデル式理論に発展したとされています。
その後、経営にも応用されるようになってきました
「ランチェスターの法則」は2種類あります。
第一は、「一騎打ちの法則」と呼ばれるもので
第二は、「集中効果の法則」と呼ばれるものです。
それぞれ詳しい説明をすると
雑になっちゃいますが、この二つの法則の組み合わせで
さまざまな戦略が立てられるわけです。
実際の戦闘ならば
桶狭間の戦いにおける織田信長軍のように狭い谷間に軍を進め
一人で多数を攻撃することが不可能な状況をつくります。
そして、なるべく接近戦、あるいは一対一の戦闘に持っていく。
そうすれば、敵軍の損害を増やすことができます。
また、マーケティング戦略ならば
「選択と集中」で、ひとつの特殊な分野に特化します。
そうすると、大企業はそこまで手を回す余裕はないので
その隙を突いて市場を押さえることができるわけです。
そんなこんなで
一般的な「ランチェスターの法則」とは
弱者の取るべき差別化戦略であるといえるんですね
ぜひぜひ
本があるので一読してみてください☆