静岡県・西伊豆にある『土肥金山』に行ってきた!
土肥金山は、江戸時代の黄金期を支えた佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山だ。
当時の推定産出量は金40t、銀400t。
江戸時代の機械などがまったくない中、当時の人たちはトンカチとノミのみで金山を掘っていたという。
今は、その当時のことが良くわかる観光名所として有名になっている。
西伊豆『土肥金山』に行ってきた!
『土肥金山』は土肥温泉と呼ばれる地域の中になる。
この金山で金を掘っていたら、温泉がでてきたここいら一帯が土肥温泉と呼ばれるようになったと言う。
『土肥金山』は入場料が必要だ。
大人860円、子ども430円。また別途砂金取り体験は30分720円かかる。
土肥金山施設への門。
ここから入場していく。
土肥金山内への庭園には様々な施設があった。
お寺や写真撮影。観光地ですな~。
土肥金山の坑道へ坑内めぐり
土肥金山の坑道へ坑内めぐりをすることができる。
坑道は100Km以上続いている。
その一部の400メートルで坑内めぐりをすることができる。
坑道入口へ。
いよいよスタート。
土肥金山坑道の通路。
こうやって木組みをすることで、地盤を固定し、土砂が落下してこないように補強しているのだ。
坑道内には、神社もある。
当時の人たちは、ここで金山発掘の祈願と命の安全をお祈りして、鉱山に入っていったそうだ。
当時の人たちの金の採掘の様子を電動人形をつかって音声と共に説明してくれる。
改めて見ても、当時は大変だったんだろうなというのが伝わってくる。
トンカチとノミだけで作業して、1日30cmしか掘り進めないそうだ。
ひえー。
坑道内にも温泉があったそうだ。
この温泉は、作業員たちにとって一番の楽しみだったと言われてる。
汗だくのあとの風呂は気持ちいよね~。
街全体で金を採掘してたんだね。
この街の一大産業だったんだね。
世界一の金塊がある土肥金山黄金館
坑内めぐりを終えると、隣に黄金館という施設がある。
ここでは江戸時代の金の歴史や金山の産出品などを展示している。
黄金館の入り口だ。
大判・小判の様々な小判の種類が展示されてる。
色んな種類があったんだね~。
実際の千両箱。持ったらめちゃくちゃ重かった。
こんなの持ち運べないよね。
金の価値秤だ。
純金は30g、金鉱原石は860kg。これだけの大きな石の中から取れるのは、たった30gとのこと。
ひえー。すごいな。
出た!世界一の金塊。
ギネスブックに載ってて、時価 12億6475万円(2015年7月)とのこと。
金塊(純金)250kgは金箔に伸ばすと畳7万枚以上、東京ドーム2.6個以上、金線にすると地球18周分に相当するとな。
すごいね。良く作ったね~。
砂金館で砂金採りも体験できるよ。
世界一の金塊(12億円相当)に触れて、そのエネルギーをもらおう!
面白かったね!
『土肥金山』への住所・アクセス・営業時間
『土肥金山』の地図、住所・TEL、駐車場などの基本情報は、以下の通りだ。
名前:『土肥金山』
住所:〒410-3302 静岡県伊豆市土肥2726
電話:0558-98-0800
営業時間:
[月~日] 9:00~17:00
定休日:年中無休(12月に有り)
駐車場: 有り
アクセス:土肥港より徒歩15分