「はじめに」が読める『東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法』中村あきら著 朝日新聞出版

「東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法 中村あきら(朝日新聞出版)
 
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「東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法」はじめに より

この本はただ単純にネットビジネスで成功しようという本では、ない。

この本で伝えたいことは1つ。「働く場所を自由にしよう」ということだ。

ぼくがネットビジネスの講演をしてきて感じたのは、日本に住む多くの人は働く場所が自由になり得るということを知らなかったことだ。そして、そのすばらしさ、その豊かさ、その幸福度をイメージできなかったように思う。

働く場所の自由を得ることのメリットは、自分にとってのちょうどいい生活、スタイルを設計できることだ。

たとえばあなたが子どもを養っていたら、
子どもが病気になったときに、看病するか・仕事に行くか迷うと思う。
働く場所の自由を手に入れたら、子どもの看病をしながら仕事をすることができる。

たとえばあなたが病を患っていたら、
ほとんどの場合、病気を治さなければ社会に復帰することができない。
しかし、働く場所の自由を得ることができれば、体が弱くても仕事ができる。病気を治しながらお金を稼ぐことができる。

たとえばあなたが旅行好きだったら、
旅行に行くときは仕事を休まなければならない。
しかし、働く場所の自由を得ることができれば、旅行をしながら仕事をすることができる。

たとえばあなたが引きこもりだったら、
苦手な人間関係の中でストレスを受けながら仕事をしなければならない。
しかし、働く場所の自由を得ることができれば、部屋で自分だけの世界で成功することができる。

たとえばあなたが起業家だったら、
東京や都心部でしか情報や人脈や資金を集めることができない。
しかし、働く場所の自由を得ることができれば、世界をまわり、世界中のビジネス、世界中の人脈を探すことができる。

あなたがどんな職業についていても、働く場所が限定されていることで多くの窮屈さ、不自由さがあるはずだ。
しかし、働く場所の自由を得ることができれば、今まではあきらめていた多くのことが両立可能だということ、選択の可能性は大きく広がることがわかるはずだ。

その働く場所の自由を実現するための第一歩が、東京以外でできるビジネスを考えるということだ。

この本は、天才やガツガツした起業家気質の人のためのものではない。
ぼくのような普通の人のための本だ。

 

本書を手に取った方は、少なからず起業に興味がある、あるいはすでに起業されている方かと思う。それでは、なぜあなたは起業しようと(少しでも)思ったのだろうか。思うに次のようなパターンが一般的ではないだろうか。

①技術やアイデアを事業化したい
②社会貢献し、人の役に立つ仕事がしたい
③仕事の経験・知識や資格を生かしたい
④自由に仕事がしたい
⑤収入を増やしたい
⑥会社経営という仕事に興味がある

どのパターンで起業を志したとしても、数十億規模で、100名社員を雇って、メディアにも注目されるような青年実業家……など、会社経営の規模感やステータス、表舞台で大活躍を夢見ているのであれば、この本は参考にならない。

でももし、今の会社に雇われて働く生き方に窮屈さを感じ、もっと自由に、自分自身の生活や家族との時間、趣味を大切にしたいと感じ、そのために独立したいと考えているのなら、この本をぜひ読み進めてほしい。

特に、東京を抜け出して、地方で豊かに生きることを目指すならそのための方法を必ず見つけられるはずだ。

ぼくがこの本を通して紹介するのは、東京以外の好きな場所で成功させる、年商1億円のネットビジネスの起業だ。

ぼくが思う「地方で豊かに生きる」というのは、野菜がおいしい、空気がキレイだ、人が温かいといった、心と体に優しいソフト面の豊かさだけではない。
東京にいるのと変わらない、経済的な豊かさも手に入れることを提案したい。

東京から好きな場所に移住しても、東京クラスの年収を得るというスタイルで生きる。
その方法を本書ではまとめている。

そして、それは1人でも必ずはじめられるのである。

中村あきら

「東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法 中村あきら(朝日新聞出版)

 

本の構成(目次)

はじめに ……

STEP1:場所にしばられないビジネスモデルを選べ

副業からはじめられる、好きな場所で東京クラスの年収を得るスタイル
好きな場所で働くことを前提にするとビジネスモデルが見えてくる
東京で起業するメリットはあるか
実情を知らないと地方移住は失敗する
地方で事業をするメリット・デメリットとは
その土地や人になじむ必要はない
ジパングが立ち上げから年商1億円になるまで

STEP2:ノーリスクではじめるネットビジネス

1人で起業できるネットビジネスとは
1人で起業するなら、ネットショップを選べ
楽天やYahoo!など、既存のプラットフォームを使わないわけ
ノーリスクでネットショップをはじめるためのドロップシッピングという発想
ノーリスクな商材の見つけ方
メーカー選びのコツ、最初は取引メーカーは少なくていい
DSP(ドロッピングシッピング・サービス・プロバイダー)を活用する
作成するサイトのイメージを明確にする「モデリング」という手法
サイト名、サイトのコンセプトはどのように決めるべきか
全体イメージが決まったら、サイトをつくりはじめる
規模に適したサーバーをレンタルする
覚えやすいドメインを取得する
ブログシステムをインストールする
適したカートシステムを選ぶ
それぞれのカートタイプ別による年商1億の月額コスト
法人化はどのタイミングでするべきか

STEP3:ここでしか買えない価値のつくり方

競争しない、隙間の戦略
アクセスに効く商品選びは、市場規模と競争率で決まる
成約率は、商品の希少性を演出することで高まる
客単価のエッジ(中央値)は、全商品の平均価格とほぼ同じになる
商品選びで失敗するパターン
商品選びの成功率をより上げるために
最優先課題は、アクセスを上げること
売れないときは、ユーザー視点に立つ
商品を売るのではなく、ユーザーの得たい結果を売る
売れはじめたら、ヒット商品をつくろう

STEP4:月商100万・1000万円の壁を越える戦術

安定した月商を維持するために必要な戦術とは
ページ数は、ユーザーの購買プロセスを網羅する
1アクセスあたりの売り上げを計算し、目標へ投資する
とにかく成功例を調べて、それを全部やる ……
分析、分析、とにかく分析
「1アクセスあたりの利益額」が多いものからSEOを行う
優先順位をつけたキーワードを、広告をかけずにSEOをする
月商100万円・1000万円規模を目指すショップが選んではいけないこと
ネットショップで危険な数字は、人件費と広告費と在庫の3つ
倒産の危機をどう乗り越えるか

STEP5:年商1億の組織マネジメント

組織拡充のポイント
目先の目標ではなく、壮大なビジョンを語ろう
人によって、モチベーションや大切にしているものが違う
チームには、「目標を達成したら何ができるのか」を伝えること
人間関係の解決こそ、次のステージへの鍵
組織の最適サイズへとシフトチェンジする
「経験主義」から「仕組み主義」へ
社員を抱えるリスク〜従業員と経営者はイタリア人とアメリカ人くらい違う
小さい会社なら経営者に投資しよう
経営で必要なリスク分散は、人・事業・資産の3つ
売上至上主義から利益至上主義へ
相場観を疑い、できるだけ安くていいものを探す
決断して終わりにせず、「何度も試す」
リスク管理をして会社の土台をつくる

あとがき

謝辞

http://amzn.to/1vYAV5v 各界からの推薦の声

様々な立場の読者から以下のような声を頂きました。

  • 「誰とどこに住んで、どんな生き方をしたいのか?」というライフスタイルに対する提案
    東京の複数の大学でキャリア教育を講師する
    キャリアカウンセラー 田村隼人さん


       私は今東京で大学生向けにキャリアの講座やカウンセリング業務を行う機会が多くあります。
    現代の学生を見ていて感じることは、多くの方が生き方に悩んでいるということです。
    そんな中で今回の本は、「何をしたいのか?」という働く内容の問いかけではなく、「誰とどこに住んで、どんな生き方をしたいのか?」というライフスタイルに対する提案だと思いました。生き方にはテストと違って正解がありません。その中で、こういった本は選択肢の1つになっていくと信じています。

  • 成功するネットショップを最短距離で作る方法を教えてくれている。
    千葉県に住むIT経営者・ウェブマーケッター
    石井 聡明さん


       「なにこれ超具体的!!」と思った。
    特に「モデリング」の項目は秀逸。成功するネットショップを最短距離で作る方法を教えてくれている。私もWebマーケティングに関わる仕事をしているけれど、これは「なるほどっ!」と思わされました。
    この内容を忠実に再現すれば、成功確率の非常に高いショップを作ることができるでしょう。

  • 人生の最大の選択とも言える仕事と住まいの意思決定をする上で、とても大事な本
    福岡在住の経営コンサルタント
    清水竜馬さん


       この本は、一つ一つの手順までサービス名まで交えて事細かに説明されているし、その成長の過程での成功も失敗もネットショップをしている人には数万円以上するセミナーよりもよほどの価値がある。
    経済や自然災害も含め、これからは明らかに仕事も住まいも一つの所に集約させておくのが危険であることが明確になってきている今。人生の最大の選択とも言える仕事と住まいの意思決定をする上で、これほどわかりやすく「なぜ自分はこのような選択したのか」が明確に論じられている本に出会ったことはありません。

  • 「仕事をする場所がひとつのアイデンティティになり得るんだ」という新たな知見を与えてくれた
    東京の大学院に通いシェアハウスを経営する女子学生
    匿名希望さん


       私たちが大学に入って目の当たりにしたのは、OB・OG達の「東京」という場所に固執した窮屈な働き方でした。東京近辺に住む人は自分の家を探すとき、ほとんど職場からの距離や交通手段で場所を選んでいます。住みたい街に住む、という本質的な充実を捨てて働く姿は、私の目にはとても不自由にうつりました。大学の推奨する「就活」も、やりたいことと同時に常に自分が働く場所を考えなければならず、ガッカリしたのを覚えています。今回この本を読んで真っ先に「これがこれからの働き方だ!」と感じました。この本は「場所」というのが一つのキーワードになっています。「好きな場所に住んでいいんだ」という自由さと同時に「仕事をする場所がひとつのアイデンティティになり得るんだ」という新たな知見が重要な気づきを与えてくれました。

  • 都会で就職していたが、地元に戻り家業を継ぎたいという方にとっても、多大なヒントがちりばめられている
    東京下町銭湯シェアハウスオーナー
    高橋 政臣さん


       私は数年前に実家の家業を継いだ。現在はどんな事業であってもインターネットの戦略的利用は外すことが出来ない。ネットショップを含めインターネット上のサービスでの起業や新たな副収入源を模索している方にとっては、ここまで具体的かつ丁寧にスタートから軌道に乗せるまでの流れが書かれている本は無いだろう。
    自分もこの本を参考に実家の家業を活かした形でインターネットを使った事業を一つ初めてみたい。都会で就職していたが、地元に戻り家業を継ぎたいという方にとっても、多大なヒントがちりばめられていると思う。

  • 僕にもできないことはないのではないか、そう発奮させられた励みになる著
    沖縄で起業を目指す学生
    久高 友嗣さん


       僕は、昨年大卒後、現在はプログラミングやビジネスを独学しつつ、沖縄でアプリ事業の立ちあげを進める日々を過ごしている。そんな中「どうすれば遅々とした現状を打破できるのか」と行き詰まりを感じることがしばしばある。 著者は、今、沖縄という地方を拠点として、多くの人にとって理想であろう年収600~800万円ありながら場所に縛られない自由な生活を実現できている。出身地や在籍大学は確かに違う。しかし、家族背景や大卒後すぐにという境遇は似ている。それで、著者はかつての目標を実現できているわけだから、僕にもできないことはないのではないか、そう発奮させられた励みになる著だ。

  • 私と似たような立場の人で、「ネットビジネス」という領域に挑戦するには、オススメの1冊
    東京で働くサラリーマン
    南塚 浩一さん


       34歳、男性、独身、東京勤務。週5日間、朝~夜にかけて仕事をしている。残業は、月に約20~30時間程度だ。近々、結婚や育児という要因が加わった時、時間的な制約を感じるように思う。近い将来、親の老後・・つまり介護や医療に関わる要因も増えると予想される。
    そうなると、経済的な心配や不安。また、時間的な問題が浮き彫りになる。
    私と似たような立場の人で、「時間」と「お金」という問題を解消するために、「ネットビジネス」という領域に挑戦するには、オススメの1冊であることは間違いない。

  • 地道に愚直にページを作って、収益を伸ばされるサイトが増えることを願います。
    東京のSEOコンサルティング会社 代表取締役
    沢辺敦志さん


       仕事柄、「手間をかけずにSEOをあげたい」と相談を受けることもあります。
    しかし、昔の精度の低い検索エンジンロボットと異なり、コンテンツの量と質を正確に見るようになっているのが最近の実情です。本書に書かれているように、地道に愚直にページを作って、収益を伸ばされるサイトが増えることを願います。

  • 今いる場所でも、主人の実家でも、第3の選択肢が出てきても対応できるかもしれない
    東京で2才の子供を持つ主婦
    味元泉さん


       都心で生まれ育った専業主婦。旦那はサラリーマン。子どもは震災の年に産まれた子が1人、来年3月に産まれる子がお腹に1人。子どもが産まれてみると1人の時間どころか、寝る時間すらない。日に日に大きくなるお腹と、2歳の子どものトイレトレーニングに髪を振り乱す毎日だ。いつか仕事がしたいと思う気持ちも捨てきれない。この本に書かれている内容は、自分がビジネスをしたい場所で成功する為のノウハウだ。今いる場所でも、主人の実家でも、第3の選択肢が出てきても対応できるかもしれないと、またまた期待で胸がふくらんだ。

  • 無難な選択をし続けた自分がいるのにの気づいた。
    北海道出身 照明ネットショップオーナー
    中野 潤さん


       自分が改めてどう生きたいかを考えさせられた。なぜ自分は東京に住んでいるのか?実家の札幌だったらどうなるか?あるいは海外に住んだらどうなるのか?東京に住む明確な理由はなんだろうか・・・?「惰性で・・・」という無難な選択をし続けた自分がいるのにの気づいた。本を閉じ、自分と対話をしたりした。そんな時間を過ごさせてくれる本だ。

中村あきらプロフィール 中村あきらプロフィール

中村あきら
世界を周るシリコンバレー在住経営者・作家
株式会社ユナイテッド・ビジョン代表取締役。

1985年生まれ。29歳。長崎県出身。日本大学生産工学部卒業。


学卒業後、サイト制作を個人で開始。2010年に一人暮らし家具販売サイトZIPANGs(ジパング).com を開設(本社:沖縄県)。
設立から1年で10培の成長を記録し、ベンチャー通信「EC を活用して成功した企業100社」を受賞する。
大手EC サイトの営業利益率1~4%に対し、15%以上を達成。次世代の経営者として講演も多数開催。
14年秋からシリコンバレーに移住し、次のビジネスを展開予定。

中村あきらより本についてメッセージ

「東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法 中村あきら(朝日新聞出版)
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