恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」（パーシーズ）には、結婚や出産のタイムリミットを感じる経済的に自立した30代・40代女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。今日は「キスはするけどやらない女に対する男性心理」について話していこう。
キスから先、体の関係に進むかどうかは誰に決められるでもなく、当事者の女性自身が決めるのが当然だ。ただし、女性性の否定のある女性の場合、自分以外の価値基準で男性との関係を前に進められないということが起こってしまう。
この人が好きで結婚したいとまで思っているのに、関係を深めることに嬉しさいる怖さがまさってしまう、と言う女性は女性性の否定に向き合うことが必要だ。無意識の思い込みから、自分が進みたい道に進めない状態になってしまっている。
男性からの好意を受け取って幸せな関係を築くためには、そういった無意識の問題に向き合って、ほかの誰でもない自分自身の本当にのぞむ選択ができるようになる必要がある。
詳しく見ていこう。
目次
キスはするけどやらない女の心理は？
男性と交際したり、デートする関係でいい雰囲気になったりしても、キスはするけどやらないで関係を終える女性は少なくない。セックスが好きな女だと思われたくなかったり、そもそも行為自体が苦手だったりと、その理由は人によってさまざまだ。
キスはするけどやらない女の心理にはどのようなものがあるのかを詳しく見てみよう。
雰囲気に流されてキスしただけ
おしゃれなバーでお酒を飲んだり、ディナーでいい雰囲気になったり、クラブで盛り上がって…その場の雰囲気に流されてキスをする女性は多い。
その段階ではキスはするけど、その相手男性と行為をしたいとまでは深く考えておらず、結果としてキス以上はやらないで終わる女性になってしまうんだ。
寂しさを紛らわすため
キスはするけどやらない女の心理として、一人でいるのが寂しかったというものもある。
ある程度気になっている男性に限定はされるが、寂しさをアピールして寂しさを埋めるためにキスをする。
真剣に交際がしたいから
キスまではするけど、そのまま簡単に体の関係に進むのは軽い女とは思われたくないからやらないという場合もある。
好意を示すためにキスまではするが、真剣に交際したいから、告白や話し合いなどのけじめなしにその先には進まないよう意識している可能性が高い。
キス以上の経験がない
キスはするけどやらない女の心理として、男性経験がなくてその先をどうすればいいのか知識がないというものもある。キスはしたけれど、現在がいい雰囲気になっているのか、その先をどう進めていけばいいのかわからず困惑してしまっているのだ。
行為をしたことがないから怖いと思っているケースも少なくない。
過去の恋愛でトラウマがある
過去の恋愛でトラウマがあり行為に対していい思い出がない女性も、キスまではするけど、それ以上進めずにやらない場合が多い。
この場合は、無理に関係を進めようとしても抵抗感からお互いが気持ちよくなれずに終わってしまうため、焦らずに改善して言ったほうがいいだろう。
ゆっくり関係を進めていきたい
付き合って間もない間柄の場合、キスまではするけど軽いと見られたくないから、急がずにゆっくりとその先に進みたいと思ってやらない女性は多い。
性行為が苦手
性行為そのものが苦手で、キスはするけどそれ以上の関係になるのは抵抗があってやらないという女性は少なくない。
・気持ち悪いと感じる
・行為をすると罪悪感がある
・痛いからやりたくない
・行為に対して不潔な印象がある
このように、性行為にマイナスな印象が強く、自分自身に対しての男性からの好意を気持ち悪く感じてしまうなど、男女の関係そのものやセックスをすることに対して抵抗感を持っているのだ。
妊娠するのを怖いと感じている
性行為で必ず考えなければならないのが、妊娠をするリスクだ。
望まずに妊娠をしてしまった時に、精神的にも身体的にも女性には負担が多い。
授かった子を産み育てるにしても、子どもを諦めるにしても、女性は妊娠した時点で人生を左右する決断を短期間でしなくてはならない。
そういったリスクを考えて、結婚すると決めた男性以外とはキスまではするけど、行為はやらない女性もいる。
あいさつ程度の気持ち
キスをあいさつ程度にしか考えていない女性もいる。
キスをしたからといって、その後に連絡を取るわけでもなく遊びの誘いにも乗ってこず、当然ながら性行為には発展しない。
火遊びがしたい
目の前の男性がどんなキスをするのか気になり、軽い気持ちでキスをする女性も稀にいる。
この場合は好意こそあるが火遊びがしたいだけで、女性としてはキスはするけどそれ以上の行為まではやらないしやる気がない。
気持ちが高ぶった
お互いが好意を寄せ合っているのは知っているけれど、なかなか関係が進展しない。
そんな煮え切らない関係が続き、女性側の気持ちが高ぶってキスをする場合がある。
相手から告白して欲しいという思いから、勇気をふり絞ってキスはするけど、その先はやらないでお預けにしようする女性もいる。
キスはするけどやらない女性への男性の本音
キスはするけどやらない女性の心理は見てきた通りだ。
雰囲気に流されてしまってキスをしたり火遊びのつもりだったりなど、交際を前提としない関係性もあるが真剣に付き合っていきたいからこそキス止まりで終わらせているケースもある。
そんな女性に対して男性はどのように考えるのだろうか。
次に、キスはするけどやらない女性に対する男性心理について詳しく見てみよう。
キスで満足している
キスはするけどやらない女性に対して、そのキスをするだけの状態に満足している男性も少なくない。
女性の体温を感じて、ゆっくりキスだけをする時間に気持ちが癒やされる、という男性がいるほか、体の関係にまで進むと責任が生じるからそこまではまだ決められていないから、今はキスするだけの関係でいい、と受け入れている男性もいるのだ。
体目当てだと思われたくない
体目当てだと思われたくないという思いから、キスまでで我慢している男性もいる。
そんな男性にとって、キスはするけどそれ以上はやらない女性というのは生殺しにされている感覚になっているといえる。
火遊びがしたい
既婚者だったり付き合っている彼女がいたりする男性は、キスはするけど行為をやらないで終わる女性は都合がいいと感じている人もいる。
本音では体の関係まで進みたいと思ってはいるものの、セックスしてしまうと法律上や倫理上の問題が確定してしまうから、そこまではいかずにキスで止めておこうという心理が働いているということだ。
そういった男性は、キスまでで終わる火遊び程度の関係をちょうどいいと感じているのだ。
その先に進みたい
キスまでで満足する男性も少なくないが、ほとんどの場合、その先の体の関係にまで進みたいと思っている。
やりたい気持ちは強く持っているが、女性側がキスまでしかさせてくれないとフラストレーションを抱えることになっていく。
行為をしたいけれど下手だと思われたくない
キスまでしかさせてくれない女性に対し、男性のなかには行為はしたいけれど下手だと思われたくないから助かっているという人もいる。
やりたい欲求はあるが、それ以上に進むのに二の足を踏んでしまう男性心理もあるのだ。
気持ちが萎えた
キスはするけど行為はやらない女性に対して、気持ちが萎える男性も少なくない。
このタイプは遊び目的の場合も多く、体を許してくれない女性に対して面倒だと感じ、その先の連絡も途絶えてしまうこともある。
キスフレ感覚
近頃はキスフレという言葉もあるように、キスだけをする関係になる男女がいる。
友達程度の感覚や友達以上恋人未満といった関係の場合が多く、キスによるドキドキ感が得られるし、キスまではするけどやらない関係が心地いいと感じる男女は思いのほか多い。
ただし、浮気の隠れ蓑になっている場合もあるし、実は片方は相手を本気で好き、という状況にもなってしまいがちで、お互いの期待が合致しなくなると人間関係がこじれることになってしまう。
プラトニックな感じがする
楽しくデートをして、少しだけキスをして帰る。
そんな関係を、プラトニックな恋愛のようで心地いいと感じる男性もいる。
では、女性では決して分からない男性心理が満載。男性の本音がわかり彼と自分らしい幸せな結婚を実現する方法を説明しているのでぜひ見てみよう。
いざ、という時の下心が気持ち悪いと思う理由
キスはするけど行為はやらない男女の心理について解説してきたが、いかがだっただろうか。
じっくり関係を深めていきたいという思いから遊び目的まで、その心理は実にさまざまだ。
だが、女性がキス以上の関係になるのを怖がったり気持ち悪いと感じたりするのは、ただ行為が苦手というだけでは済まない根本的な問題がある。
・性行為するのが怖いと感じる
・いざという時の男性からの下心を気持ち悪いと思う
こういった心理に陥るのは「女性性を否定」しているからだ。
女性性を否定していると自分の女性らしさが嫌だったり、男性に甘えられなくなったり、男性からの愛情を受け入れられなくなったりする。
では、なぜ女性性の否定が起こるかというと、それには幼少期の出来事が深く関わっている。
女性性を受け入れて上手く愛を受け取れるようになるトレーニングとは
以前の記事、「自立している女性が、男性の愛を受け取れない根本的な理由とは」でも伝えたが、両親との関係で愛されることを諦めた経験があると女性性の否定は起こりやすい。
特に、女性性の否定は母親との関係が大きく影響する。
人生における最も身近な女性性のロールモデルは母親だ。
・母親からはずっと怒られてきた
・お姉ちゃんなんだから我慢しなさいと言われ続けてきた
・母親の女性的な部分に嫌悪感を抱いたことがある
このような幼少期を過ごしていくうちに、自分の女性性を抑えて生きようとしてしまう。
そういった傾向のある女性は、誰かに愛されることを諦め、自分一人で生きていくために、過度に自立しようとしてしまう。
この状態にあると、男性からの愛をうまく受け取れず、好意を気持ち悪いと感じたり、セックスに嫌悪感を抱いたり罪悪感を覚えたりするようになる。
男性と良好な関係を築くには、男性からの愛をうまく受け取れるようになる必要があり、女性性の否定はそうできないブレーキとなってあなたの人生を阻むことになってしまう。
女性性の否定から抜け出すために、あなたの深層心理にある母親への嫌悪と向き合い、許していくことが重要だ。
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母親との確執をそのままにしていると、本音が言えない・誰とも深くつながれない孤独な関係を作り続けて
母親に対する嫌悪感は、そのままあなたの女性性への否定感に繋がっている。
女性性の否定を抱えたままにしておくと、
・好きな人には好かれず、どうでもいい人から好かれる
・好きな人の前で自分らしく振舞えなくなる
・追いかける恋しかできなくなる
・いい人や真面目な人を演じてしまう
・男性に甘えられず、「君はぼくがいなくてもいいでしょ」と振られる
このような状況に陥ってしまう。
言いたいことを言えず、自分を抑え込んで不満を抱えていることが相手にも伝わってしまい、恋愛していても誰とも深く繋がれず、恋愛をしていても幸せを感じられず、いつも同じような別れで終わってしまう羽目になる。
母親を嫌悪してしまう、確執がある状態の責任はあなたにないかもしれない。
母親が幸せそうでなかった、ひどい言葉をかけられた、母親の不倫で家族がバラバラになった、母親から大切にしてもらえなかった、尊重してもらえなかったなど、
「どうしても母親を好きになれない、許せない」という気持ちが湧いている人もいるだろう。
それでも、どんなに母親が悪かったとしても、母親へのその気持ちのせいで、あなたがあなたらしい選択をすることができない状態になっていることから目をそらさないでほしい。
母親のことが嫌いでも、母親があなたを否定してきたとしても、
あなたはあなたが進みたい道に進むことを選ぼう。
そのために、母親のせいで自分らしくあれない、という他人軸の状態から抜け出そう。
好意を受け取れるあなたになるために
以前の記事「あのね、男性から好意を向けられると気持ち悪いと思ってしまったり抵抗や嫌悪感を持ってしまったりするのは、女として見られるのが嫌だからだよ」でも伝えたが、女性性の否定を抜け出すには母親との関係で傷ついた自分自身を認めて癒すことが重要だ。
女性性の否定は自分自身の否定にほかならない。
自分を否定していると、幸せな状態を自ら壊してしまい幸せな結婚には辿り着けなくなる。
好意を受け取るためには、「ありのままの私は愛されない」「幸せになれない」といった思い込みを解放し、自分自身を認めて自己肯定感を高めていくのが大事だ。
そうすれば、自分が幸せになるための揺るぎない軸である「自分軸」を手に入れられるようになる。
自分軸で生きれば、男性の愛を受け取れずに幸せを自分で壊すこともなくなるし、パートナーとちょうどよい距離感で関われて、素直に愛を受け取れるようになるんだ。
その本質を見極めて、幸せな未来へと進んでいこう。
大丈夫、あなたならできるはずだよ。
しかし、母親や自分に対しての嫌悪感と向き合うというのは難しいものだ。
自分のなかにある認めたくない感情と向き合うわけで、その苦しみは一人では耐えられない場合もあるだろう。
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