アドテック東京2016にて、サッカーの中田英寿さんとGMOインターネット株式会社代表取締役会長兼社長熊谷正寿さんとのセッションが行われた。

テーマは、「世界から必要とされるには?これからの日本プロダクトに必要な力」だ。
世界広がるGMOの社長である熊谷さんと世界中を旅する中田英寿が、日本のプロダクトに必要な力を語った。

中田英寿プロデュースの日本酒「N」
中田英寿プロデュース日本酒「N」
中田英寿は、世界を旅しながら日本のものをもっと世に広めたいと思って、現在は日本酒を世界に広める活動をしている。
その中でも中田英寿が名酒「十四代」の高木酒造とコラボレーションして作った日本酒「N」。
この「N」の値段が、なんと85万円!
中田曰く、
それぐらいの値段じゃないと海外の高級レストランが使ってくれない。
だから高級なワインやシャンパンに日本酒は負けてしまうんだ。
上流をとっていかないと、下に流れてこない。
とのことだった。素晴らしい商売マインドだね。
多言語サイトにしたらお客さんが10倍に増えた

熊谷さんの話で、知り合いのイタリアンレストランがあったそうだ。
そこから経営の相談を受けたときに、こう答えたらしい。
「多言語サイトをつくったらいいよ」
GMOの調べで、日本のサイトで多言語ができている割合は、なんと4.8%しかないとのことだった。
日本に数多くの外国人が来ている時代に、日本とはなんと不便なのだろうと外国人は感じているだろう。
その広尾のレストランは、多言語サイトをつくって、お客さんが10倍に増えたらしい。
ぜひ多言語サイトを作ってみよう!
日本のマーケットで満足するんじゃなくて、最初から世界をみて
熊谷さんと中田英寿が言ってたのは、日本というのはある程度のマーケットがあって、それで食えていってしまう。
それはとてももったいないことだと。
最初から世界を見て、世界を意識したアントレプレナーシップ見ることが大事だと語っていた。
ぼくも、次のサービスは最初から多言語サイトで構築しようと思う。
世界に問うことで始まることはいっぱいある。
起業家の仕事は、世に問うことだとも感じる。
日本に問うのではなくて、世界に問うということをもっと意識しないといけない。
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