『東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法』セミナーを開催した。
このセミナーは、ぼくの著書『東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法』をさらに詳しくすることと、この本に書ききれなかったこと、読者からここを詳しく聞きたいというものに答えていくセミナーだ。
今日は、このセミナーで話したトピックの一つ、アメリカで見たこれからのネットショップはどのようになっていくのか?ということを紹介したい。
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アメリカで見たこれからのネットショップ
アメリカでは様々な形のネットショップがあった。
これは数年後必ず日本にもやってくるし、日本のスタンダードになっていくはずだ。
今回は、ある程度成功した事例をもとにその流れを解説したい。
アマゾンなど大手モールには売ってない商品を売るネットショップ
Amazonに依存しないオリジナルショップの代表ともいえる「Fab.com」
これは数年前からトレンドになっているが、もうほとんどこの流れは顕著になっている。
ネットショップの独自性を出すための戦略として、このショップでしか売れない価値は何か?を考えることが重要だ。
それで一番わかりやすいのが、このネットショップでしか自分たちの商品は売ってないという戦略を築くことだ。
今までは、独自ショップ、楽天、アマゾン、yahooショップなど店舗展開をしていくことが主な戦略だった。
しかしそれでは、価格戦争で巻き込まれてしまう。さらに、自分のショップで買ったというよりも、アマゾンや楽天で買ったという認識をお客さんに持たれてしまう。
それでは、自分独自のブランディングを築くことができなくなってきている。
このネットショップがありふれている時代、お客さんが求めているのはオンリーワンの商品になってきたと言えるだろう。
今まで対面でしか売れないと言われてた商品を売るネットショップ
ダイヤモンド通販の「blu enile」
ネットショップの歴史を振り返ってみると、「うちの業界の商品はネットでは売れない!」と自信満々に話す業界人を後目に、価値観に染まっていないネット民がサッとネットショップを立ち上げ、そのシェアを奪っていく。
それの繰り返しだ。
もはや、ネットで売れないものはないという時代になってきた。
アメリカのネットショップスタートアップは、今まで対面でしか売れないと言われてた商品をうるネットショップをどんどん立ち上げている。
むしろ、「うちの業界の商品はネットでは売れない!」はチャンスの言葉だと言わんばかりだ。
その一番代表的なサイトは、ダイヤモンド通販の「blue nile」だろう。
宝石は、対面でしか売れないという業界の考えを見事にうちやぶった。
以下が「blue nile」の戦略だ。
バートン氏は自身の経験から、顧客のターゲットを「女性のために宝石を買う男性」に定めた。そして、経営の効率化を進めるため、オンラインのみでの販売を決断。顧客が宝石を買い慣れていないことを前提に、サイトのおけるダイヤモンドの情報ページを充実させることにした。それは、高価な商品を買うことに対する「不安」を「安心」に変える唯一の材料が、「十分な情報」であることを、身をもって学んでいたからである。
ECサイトでは「EDICATION」のコーナーを設け、宝石についての情報を提供している。そして、この「EDICATION」コーナーの情報量が半端ではない。ダイヤモンドだけでも、「認定」「シェイプ」「透明度」「カット」「カラット」など、いくつもの項目にわけで、図解や動画を使って詳しい説明をしている。
BlueNileの顧客はダイヤモンドを購入する前に、平均して3週間以上も同サイトで「学習」し、200ページ以上の情報に目を通すという。24時間対応のカスタマーサービスに電話をして、わからない点を直接聞いてくる顧客も少なくない。
コンシェルジュが説明しないと売れないことを、明確なターゲットと圧倒的な情報量によって補っている。
むしろどんな優秀なコンシェルジュさえも、こんなに情報量を持っていないだろう。
しかも情報量が多いことで、SEO(検索エンジン)対策にもなっている。
まさにこれからの時代の売り方の代表のようなものだろう。
このBlueNileの成功を機に、これと似た戦略で様々なネットショップスタートアップがどんどん立ち上がっている。
パーソナルコーディネートをするネットショップ
男性向けスタイリングネットショップ「Trunk Club」
これからのネットショップは、ただ商品を売るだけでは物は売れない。
人は自分の選ぶ基準ではなくて、専門家の知識をもとに自分に本当にあった商品を選びたいものだ。
アメリカで新たにどんどん生まれているのは、パーソナルなコーディネートをしてくれるネットショップだ。
例えば、この男性向けスタイリングネットショップ「Trunk Club」は、その代表的なものだ。
自分のサイズをサイトに登録すると、ファンションコーディネートの女性がデートにきていく服を一式送ってくれる。
ジャケット、靴、ベルトからすべてだ。
どんな服にセンスがない男性でも、このサイトに相談するだけでコーディネートをしてもらえる。
これと同じように「料理の手順を記したレシピカードと一緒に、安全かつ新鮮な食材を必要な分量だけ宅配する」食材宅配サービス「Blue Apron」なども有名だ。
ただ服を買う、食材をネットで買うのではなく、コーディネートされたプロのスタイルをネットで買うというのがこれからはどんどん増えていくだろう。
実店舗で選びネットで買うネットショップ
ECネット企業のショールーム型ストア「WarbyParker」
これからはネットだけ、リアルな実店舗だけで買うというモデルではない。
さらにアメリカでは、実店舗で選びネットショップで買うというスタイルも主流になってきている。
どういうことかと言うと、実店舗で商品を選んで、店舗にPCが置いてあり、スタッフと一緒にECサイトで商品を購入することができる。
一番の代表的なモデルはメガネショールームの「WarbyParker」だ。
「WarbyParker」は、ショールームでメガネを選びその場でネットショップで買うことができる。
このモデルのメリットは、在庫をお店に置かなくてもよくて、展示がすごくシンプルになる。
よく靴屋などを見ると、そこらじゅうに在庫を置く必要があるから店内がごちゃごちゃなっているのを思い出さないだろうか。このモデルは、それがなくなって店内をAppleストアのようなスタイリッシュな店内にすることができる。
実店舗の決済をすべてネットショップで完結することで、店舗にお金をおかなくてもいいと言うのも大きな特徴だ。
お金の流れもシンプルになり、泥棒の心配もない(笑)
「WarbyParker」は全米に20店舗以上もあり、さらに店舗を増やし続けている。
日本はこれから高齢化の時代だ。そんな時代だからこそ、年配の人にもECと触れやすくなるショールーム型ECストアがきっと求められてくるはずだ。
アメリカは土地が広大な分、様々なネットショップが発達している。
これからのネットショップを探っていくうえで、アメリカを参考にしていくのは大事だ。
ただ、日本に持ってくると考えたときに、日本の文化にそれがマッチしているかはしっかりと考えなければいけない。
上記に挙げた成功事例は、数年前から取りあげられているがまだまだ日本に有名なモデルはない。
ぜひいった流れを参考にして、ネットショップを成功させよう。
そしてぼくの本『東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法』でも書いたが、ぜひ働く場所を自由にしよう!
『東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法』出版記念セミナー参加者の声
セミナーに参加していただいた参加者の方から感想をいただきました。
ブログ・新聞でも紹介していただきました!
このセミナーをきっかけに日経産業新聞で取り上げてもらいました。
日経産業新聞に執筆するコラムニストでありマーケティングプランナーの面川真喜子さんにセミナーの様子をブログにまとめてもらいました。
日本中・世界中どこでも話に行きます♪
今回は東京でしたが、ご連絡をもらえれば世界中どこへでも、話に行きます。
ぼくは10人以上集まれば、世界中どこへでも行きます。
そしてご当地のおいしいお店を紹介していただければ大満足です(^^)
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