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夫を自分の命よりも大事だと伝え、実践した
中村あきら(以下 あきら) あげまん女性になるには器量を広くする。器を大きくしていくということだったんですけれど。ちなみに、身近に器が大きい女性はいますか。
小堀訓嗣(以下 ピース小堀) うちの奥さんですね。
あきら ふむ、素晴らしいですね。奥さんのどういうところが?
ピース小堀 結婚を決めた理由があるんです。
あきら いいですね。ぼくの読者の女性は、結婚を決意した瞬間を聞きたい人多いんですよ。
ピース小堀 ですよね。女性でも聞きたくなりますよね。
前にも結婚したいという20代の女性にいったら「確かに私、それないです」っていっていたんですが。
仕事から疲れて帰って来て、寝ようとしても、たまに寝つけないときがありますよね。そんなときにうちの奥さんは絶対自分が眠くても、オレが眠れなさそうにしていると絶対に気づくんですよ。
あきら ピースさん、寝れてないなって?
ピース小堀 うん。寝返りが多いとか、何かで気づくんでしょうね。そうすると「マッサージしようか」って、自分も眠たいのにオレが眠りに落ちるまでずっと頭のマッサージをしてくれるんです。最初はびっくりしたんだけど、100%、いつもそうしてくれるんです。
あきら どのような状態でも?
ピース小堀 自分がどのような状態でも。それで1回聞いたんです。「あのさ」って。オレがもし逆の立場だったらたぶんできないから。
あきら そうですね、確かに。
日々、数百人の前で講演するピース小堀
ピース小堀 「どうしてそんなことできるの?」って訊いたら「だって私の命より大事な人なんだから当然でしょ」っていわれて。それで「結婚しよう!」って思ったんです。
あきら そういわれたときに結婚しようと。
ピース小堀 思いました。
あきら それでどうして結婚しようと思ったのですか?
ピース小堀 先程いったように「自分の命よりも大事だ」っていうことをいうだけではなく、実践もしているんです。
あきら なるほど。口だけではないってことですね。
ピース小堀 口だけの人は、たくさんいますよね。「あなたの命は私より大事」なんていって、本当にヤバイときにいないとか。完全に先に寝ているとか。
結局その人の「言ってること」と「やっていること」が一致しているというのは、信頼にはすごく大事ですよね。
あきら その信頼を感じたからこそ、結婚したいと思ったということなんですね。
ピース小堀 それからもう一つ。絶対に、オレが話したいなというときに話を聞いてくれます。自分の話を優先せずにオレの話をまず聞いてくれるんです。
あきら それは大事ですね、経営者としても。
「こういうことがあったんだけどどう思う?」というときにちゃんと聞いてくれると。ぼくの奥さんも聞いてくれます。
ピース小堀 すごく聞いてくれます。むしろオレがずっと自分の話をしているから、不満がたまって「たまには聞いて欲しい」と最近よく怒られています。
これは男性目線というか、男性へのアドバイスになってしまいますが。
二人で過ごしていて、相手の話だけを延々聞くだけだったら、男はめんどくさくなっちゃうと思うんです。
男は一緒に旅行に行ったとか、一緒に食事に行ったとかのほうが大事だけど、女性はその間にどれぐらい自分の話を聞いてもらえたか、自分が普段したかった話をどれだけできたかが、一緒に過ごす上ですごく大事なんです。
あきら 同じ時間をどう過ごすかということですね。
ピース小堀 同じ時間を過ごしたことが男にとっては大事なんだけど、女性はその中身、質がすごく重要なんです。そこをオレはわかっていなかったんですね。
奥さんにそれを教えてもらって「そうかそうか。確かに、一緒に過ごしてたけど、全然過ごしてなかった」と。
例えば一番ダメなパターンですが、これも男へのアドバイスになってしまいますが、一緒に過ごしているのに携帯電話を気にしたりして、電話をしたり、メールをしたり。
これが一番ダメです。ちゃんと目の前にいる人に向き合っているか、ということです。
あきら そのような男性はやめたほうがいい?
ピース小堀 女性目線でいえばそうです。女性からすると、男が「話をどれだけ聞いてくれたか」いうことがすごく重要なんです。
もう一つ、オレが奥さん決めた理由は、一番オレらしくいられる相手だといことですね。
男性が「その人らしく」いさせてあげることを受け入れてあげること
あきら それはぼくも分かりますね。その人らしくいられるようなサポートをしてくれる女性だったということですか?
ピース小堀 そうですね。自然体でいられたというか、無理しなくていいというか、一番リラックスできたというか。
だから、奥さんと一緒にいるとすごく眠くなるんです。
「眠くなるというのはリラックスしているということで、めちゃくちゃオレがオレらしくいられているということだから、最高の価値を今提供してくれているということだよね」という話を奥さんとよくします。
あきら そういうところを女性はあまりわかっていないことありますよね。この人、私といるとつまらないのかしら?みたいな。
ピース小堀 リラックスできてるんですね。「ああ帰って来た~」と思うんです。家に帰るのというよりも、妻がいる場所に帰る。
だから結局浮気をされてしまう女性の多くが、旦那が家に帰っても家に帰った気がしないのですね。それで男は、他に帰りたい場所を作るわけです。キャバ嬢だったり不倫相手だったり。
どうしてそうなってしまうのかというと、話を聞いてくれないから、精神が満たされていないわけです。
あきら 話を聞くことでリラックスをさせてあげる。
ピース小堀 リラックスというよりは、自分が自分であるということを受け入れてくれるというか。あきらの所は、あきらがどれだけ何をしようが、器が大きいから全部OKでしょう。
あきら 全部というわけではないですが、ピースさんの言うように「自分らしいこと」であればOKですね。
ピース小堀 それが器なんです。
つまり、自分の「こうあって欲しい、こうして欲しい」に合わせようとする我の強い女性は、男性はイヤなんです。
あきら わかります。それはよくわかります。コントロールを感じたらイヤになっちゃいますね。
ピース小堀 そう、コントロールしたいんだったら、俺ではなくて自分の要求にひたすら応えてくれる人と結婚しなさいとなるわけです。
でも、一度好きになったら徹底的に彼がしたいことを優先したいと思う女性は、男は絶対手放さないんです。
あきら そうですよね。
ピース小堀 それが「器」なんじゃないでしょうか?
あきら 僕も、あげまんの女性に「相手の男性に、あなたは本当は何がしたいの?という質問をしなさい」というのは、けっこういってます。
それはまさに、男性が何をしたいのか、パートナーが何をしたいのかという方向性をずっと聞いてあげなさいというのを言っているんですね。
ピース小堀 まさにそうです。
あなたは絶対上手くいくと伝え続ければ、年収はどんどん上がっていく
あきら ピースさんは結婚したら年収が倍増したと聞いたんですが。
ピース小堀 なりました。それはやはり、自分の本当にしたいことを優先してくれるし、自分がどうしたいかということを本当に聞いてくれる奥さんなので。
自分らしくあればあるほど、男は成功するようになっているのです。
絶対に上手くいくというところからブレないんですね。
それから、うちの奥さんは「あなたは絶対上手くいく」ってよくいうんです。それで一緒にいるとセルフイメージが上がります。
これもあげまん女性には重要です。一緒にいる相手のセルフイメージを高められる存在かどうか。
あなたは絶対成功する、絶対上手くいくということからブレないこと。
あきら いいですね。まさにぼくも「あげまん女性はセルフイメージを上げてくれる女性」なんだということをぼくはこのメディアでいっているんです。
ピース小堀 セルフイメージはすごく重要ですし、それを上げれるのはパートナーだと思います。
あきら ピースさんの奥さんはぼくも知っていますが、日々、数百人の前で講演する人のサポートというのは並大抵ではないなとかんじてます。それができるのも、ピースさんの奥さんの器があってこそですね。
Photo by Akinori Hamada
次回は、『ピース流今すぐできる!あげまん女性になる方法』をお届けます。
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12, 使命が見つからない理由とは?
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ピース小堀プロフィール
千葉大学教育学部教育心理学科卒。 体感型の人材育成に特化したコンサルティング会社で2年修行し、メンタルコーチとして起業。12年間で1万回を超えるメンタルコーチングを実施。経営者、社会起業家、作家、アーティスト、スポーツ選手、フリーランス、学生、主婦、など様々なジャンルでの可能性を無限大にするコーチングを成功させる。
また、脳科学、心理学、量子力学、医学、宗教学、教育学に基づいた理論とメンタルコーチ1万回から分析した独自の人材開発理論を元に ベンチャーから一部上場企業の人材育成コンサルティングを実施。 その関わった人数は、述べ1000人を超える。 関わった企業は次々と売り上げを向上、退職率が減るなど圧倒的な成果を得ている。
2011年には、東北震災支援にも力をいれ、 3週間で募金1000万円、震災支援イベントLOVEフェスを仲間と2ヶ月で立ち上げ、 1万人を動員することに成功する、慈善活動家の側面もある。
2011年から楽読創始者 平井ナナエ氏と共に、リターンスクールを創業。5年間で北海道から沖縄、韓国、アメリカまで口コミで広がるスクールに進化する。
2013年から今までのメンタルコーチ、企業研修、リターンスクールで得た可能性を発揮する人、しない人の分析を開始し、誰もが可能性を発揮できるノウハウをまとめた可能性無限大LIVEを発表。
結果、参加された人々が次々と可能性を発揮し、人生が変わった!!と口コミで日本中、世界中へ広がり、企業、学校、商工会議所、様々な団体から圧倒的な指示を得ている。 2年半で参加者は2万人を超え、300名を超える主催者が生まれた。
現在、子どもたちの自信を取り戻すため、 2016年8月18、19日愛知体育館で開催される可能性無限大1万人LIVE 大成功に向け、邁進中。 著書に、世界一楽しい速読がある。