恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」（パーシーズ）には、結婚や出産のタイムリミットを感じるアラフォーキャリア女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。
parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。
質問ありがとう。
それでは今日は「恋愛が気持ち悪いと思ってしまう原因」について話していく。
目次
恋愛が気持ち悪いと思ってしまう原因7選
恋愛が気持ち悪いと思ってしまうのは自分の女性性を否定しているからだ。
以前の記事「あのね、男性から好意を向けられると気持ち悪いと思ってしまったり抵抗や嫌悪感を感じてしまうのは、女として見られるのが嫌だからだよ」でも伝えたが、自分のセクシャリティが嫌いな女性ほど、恋愛に対して気持ち悪いと思ってしまう傾向がある。
自分の女性性を嫌悪するということは、自己否定していることにも繋がるが、こういった内心を抱えている女性は自己肯定感が低くなりがちだ。
本当の自分に自信を持てず、自分に言い寄る男性のことが信用できない。
こういった自己否定の気持ちが、恋愛をするのにブレーキをかけている。
このことを念頭に入れ、恋愛が気持ち悪いと思ってしまう原因を詳しく見てみよう。
自分が恋愛しているのを恥ずかしいと思っている
前述した通り、自己否定する女性は、恋愛に嫌悪感を覚えてしまいやすい。
「自分のような女が恋愛するなんておこがましい」と思ってしまい、恋愛から逃げ腰になってしまう。
そして、恋愛している自分の姿に恥ずかしさを覚えて気持ち悪いと思ってしまう。
恋愛したほうがいいという雰囲気に嫌気が差している
世間には恋愛至上主義の人間もいる。
友人知人から「なぜ恋愛をしないの？」「恋愛はいいものだよ」と言われるなど、恋愛しないなんておかしいという空気が強いと、その同調圧力に嫌気が差す女性は少なくない。
その雰囲気に耐えられない人は、恋愛が気持ち悪いと感じてしまうものだ。
恋愛にトラウマを抱えている
過去に付き合っていた男性から暴言を吐かれたり強く束縛されたり、酷い捨てられ方をしたりなどの辛い経験から、恋愛に対して恐怖を覚えてしまうケースも少なくない。
心の傷は根深く、簡単には解消できないからこそ、男性に不信感を覚えてしまい、結婚願望より気持ち悪さが勝ってしまう。
そういった内心や秘密を知られるのを恐れるあまり、恋愛を避けてしまうという人も多い。
ところかまわずいちゃつくカップルが嫌い
恋愛経験が少なかった頃に、人目をはばからず2人だけの世界に入ってしまっているカップルを見て「あんなみっともないことはしたくない」と思ったことはないだろうか。
そんな経験を持つ人は、人前でいちゃつくカップルへの嫌悪感から、恋愛はみっともないものだと無意識に考えてしまっている可能性がある。
スキンシップが苦手
潔癖症や男性に対してのトラウマにより、スキンシップが苦手という女性もいる。
恋人として付き合う以上、スキンシップは当たり前という風潮はあるが、肌が触れ合うのに嫌悪感や恐怖感を覚える人は、実のところかなり多い。
そういう女性は、スキンシップが苦手だからこそ恋愛も気持ち悪いと、無意識に思ってしまっている可能性が高い。
女性として見られている事実に耐えられない
父親との仲が悪かったり子供のころに暴力を振るわれていたり、または付き合っていた彼から手酷く裏切られたりといったトラウマを抱えている人は、男性そのものが気持ち悪いと感じてしまう傾向にある。
そういった経験があると、そんな男性から恋愛対象として見られるという事実に耐えられず、嫌悪感を覚えてしまう。
好きでもない男性から好意を寄せられるのが嫌だ
自分が好む男性からではなく、好きでもない男性からばかり好意を抱かれる女性も少なくない。
そういった経験が続くと、「男性は気持ち悪いものだ」と感じてしまうようになる。
恋愛が気持ち悪いと思ったらどうしたらいい？
恋愛が気持ち悪いと感じる原因を見てきたが、そう思ってしまうのは決して珍しいことではない。同じように恋愛が気持ち悪いと感じてparcy’sに相談に来る女性は多く、そう思ってしまう自分を変えたいと考えて、トレーニングを受けている。
実際に恋愛について嫌な気持ちを持ってしまったときに、どうすればいいのかを少し紹介していこう。
恋愛をしなくて問題ないなら放っておく
恋愛結婚をしたいと思うのならば、すぐにでも改善していかなければならないが、恋愛に興味がないというのなら放っておいても問題ない。
恋愛は誰かに強要されてするものではないし、あくまであなたの自由だ。
今は友人関係や趣味など、自分で楽しいと思えることに注力し、人生を楽しめるようにしておくといい。
そうしてプライベートを充実させていくことで、将来的に男性といい関係を築けるようになる可能性もある。
だが、恋愛結婚をしたいのに気持ち悪いと感じる自分が嫌だと思うのなら、しっかり改善するよう意識しなければならない。
男性の長所に目を向ける
恋愛が気持ち悪いという意識を克服したいのなら、まずは男性の長所に目を向けてみるのもいいだろう。
男性と言っても皆が皆、あなたの過去に関わってきた酷い男と同じではない。
あなたへ誠実に向き合ってくれる男性も必ずいる。
男性のいいところをしっかり見極め、「こんな男性もいるんだ」と認識すれば、嫌悪感は薄れていくだろう。
友人に相談する
すでに過去に囚われてネガティブな恋愛感を持っている人は、自分一人で克服するのは難しい。
パートナーがいる友人から、別の視点で恋愛を語ってもらえれば、恋愛は決して悪いものではないと思えるかもしれない。
スキンシップは必要ないと割り切る
男性から触れられるのが嫌だから、スキンシップは必要ないと割り切ることで乗り切ることのできる女性もいる。
たまらなく嫌で耐えられないのに、スキンシップをするのが当たり前だからと我慢すればいいということはない。
男性に対して、私はスキンシップが嫌だと本音で話して、理解を得られるようにしてみるといいだろう。
それであなたの気持ちに寄り添いもせず、難色を示したり怒ったりするのなら、無理に付き合う必要もない。
ただし、男性にとってセックスは女性が考える以上に人生で大切なものだ。男性にとってのセックスは肉体的にも精神的にも、相手に受け入れてもらえていると感じ、安心し満たさせる行為だからだ。大切に想う愛する女性だからこそ、セックスを通して深く繋がり、受け入れてもらいたいと感じるのは自然なことだ。
セックスやスキンシップをしなくてもOKという男性もいるだろうが、確率としては低い。
だから、絶対にスキンシップをしなくてもいい相手としか付き合わない、そこは曲げないと決める前に、なぜスキンシップをしたくないと感じるのか、根底にある想いを深堀りし、原因を解消できないか、あなた自身の変革を起こせないかも同時に見ていくようにしよう。
人目を気にしないよう意識を変える
自分が恋愛している姿が嫌で恥ずかしいと感じているのは、他人視点で自分を見ているからだ。
人目を気にしていても、まともな恋愛はできない。
もちろん、TPOをわきまえずイチャイチャしてもいい、というわけではないが、過剰に気にしすぎるのも問題がある。
あなたが「どうしたい」よりも、周りから「どうみられるか」を優先している現状は、他人軸の状態だ。
他人軸の状態では、理想の相手と出会えず、出会えても付き合えず、付き合えても長続きしない恋愛を繰り返しすることになる。
他人軸から、あなた自身の価値観を大切にできる自分軸へと変わる必要がある。
では、女性では決して分からない男性心理が満載。男性の本音がわかり彼と自分らしい幸せな結婚を実現する方法を説明しているのでぜひ見てみよう。
恋愛が気持ち悪いのは自分の女性性を否定していることが原因
恋愛が気持ち悪いと感じているけれど結婚したいと思うのなら、これまで見てきたような対処法が有効だ。
だが、どうしても嫌悪感が拭えず、悩みが深まってしまう人もいる。
そういう場合、冒頭でも述べたように自分の女性性を否定してしまっている可能性が高い。
以前の記事「あのね、自分の女性性を否定していると、恋愛・結婚・セックスを遠ざけていくことになるんだよ」でも伝えたが、自分のなかにある女性性を否定していると恋愛結婚がうまくいかない場合が多い。
自分のことが嫌いで、男性の理想像から自分がかけ離れてしまっていると感じた時に「本当の私を知らないくせに」と、彼からの好意が信じられず気持ち悪さを感じてしまう。
そんな風に思っていても、好みではなく好きでもない男性からしか好かれない。
これは一見、男性側の問題にも感じられるが、実はあなたが好きでもない男性しか見えていないんだ。
自分が嫌いだからこそ「こんな私を好きなこの人は、きっとダメな人に違いない」と結論付けてしまう。
そして、自分に振り向いてくれない人ほど魅力的に感じてしまう。
自分を好きになる男性はロクでもない人だという思い込みから、好意を寄せてくる男性に対して気持ち悪さを覚えてしまう。
つまり、恋愛が気持ち悪いと感じるのは、あなた自身の女性性を受け入れられていないのが大きな原因なんだよ。
女性性はあなたの母親との関係が影響している
女性性を否定してしまう背景には、あなたと母親との関係が影響していることが多い。
子供は親に愛情を求めるし、愛情を貰えたと実感できると、その時取った行動を繰り返すようになり、将来的にも同じ方法で周囲から愛情を貰おうとしてしまう。
例えば、母親からは「我慢できて偉いね」「お姉ちゃんだからちゃんとできるよね」と言われて育ち、「いい子でいなきゃ」と頑張ってきたとする。
そして、成長して恋愛をするようになった時、男性から愛を得るために言いたいことも言えず、泣き言を言わず尽くすことしかできなくなる。
そういった、母親からの子育てで知らずに抑圧されてしまうというのもよくある話だ。
さらには、母親が浮気や不倫をしていると知ってしまったり自分に交際相手ができた時に否定されたり、ヒステリックに喚く母親を見た時に、自分の女性性がダメなものだと考えるようになってしまう。
母親は、人生において最初のロールモデルなのだ。
母親から抑圧されて自分を表現できなくなる人や性的なものが極端に苦手になってしまう人もいる。
このように、女性性を否定することになってしまった人は、母親との関係が影響しているため、恋愛結婚をしたいのならこれを解消しなければならない。
あなた自身の内面と向き合い、母親との関係を改めて見つめ直し、それを受け入れて、女性性も受け入れる。
そうして、あなた自身が本当に求めるものを見つけれられれば、自ずと恋愛が気持ち悪いと思う気持ちはなくなっていくはずだよ。
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あなた自身を受け入れることが、男性を受け入れられる器をつくっていくものだよ
母親との仲がよくない、許せないことがある、どうしても認められない、受け入れられないという人もいるかもしれない。
それでも今こうしてあなたがいるのは、母親がいたからだという1点でいいから、認めて許そう。
許すのは、相手のしたこと、相手の存在を正当化するということではない。
「こうするしかなかったんだね」と距離を置くということだ。許せないという感情を握りしめていたり、どうしても気になるという、囚われている自分自身の状態を変えていこう。
そして、両親から受け継いだ愛情の貰い方ではなく、あなたの恋愛をはじめるんだ。
恋愛結婚するのは両親ではなく母親でもない、あなた自身だ。
親からの愛情を得る方法を彼に試しても、彼はあなたの親ではないし愛を得る方法もまた違う。
自分は愛されるべき存在だと認識するためには、母親との関係で生まれた思い込みを解放しなければならない。
思い込みというフィルターをなくし、自分は愛されるべき存在だと受け入れられれば自己肯定感を高められる。
そして、自分が幸せになるために必要なのは、彼に縋らず依存しすぎない、離れすぎもしないちょうどいいバランスを保つための自分軸だ。
こうして、自分軸を持って受け入れられれば、男性を受け入れる器を作っていける。
自分も男性も受け入れられば、同じ方向へ進んで一緒に幸せになれるパートナーが必ず見つかる。
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いつもparcy’sさんの記事を参考にしております。
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