【前編】『結婚市場と恋愛市場のファッションは違う!』はこちら
【中編】『隣の男性のセルフイメージが上がるファッションは〇〇!?』はこちら
【後編】『あげまん女性は、男性にビジョンを思い出させる格好をさせる!』はこちら
目次
あげまん女性は、旦那さん以上に周りの家族や友人のことを考えられる

AKIRA あげまん女性のファッション、服装はどのようなものにすればいいのでしょうか。
柴崎 2つあって、あげまん女性像のファッションに自信がない人は、これを着て欲しいというのが1つあります。あきらさんが読んでくれた「1秒で一目惚れされる見た目になる!」という本の中にもありますが、お金持ちの男性と結婚したある女性が、旦那さんの家族と会う時はネイビーのワンピースを着ると聞いて、ネイビーは人が安心するカラーなのだなと、思ったのです。それから、その女性は旦那さん以上に、旦那さんの周りの家族のことや友人のことまで考えられる方でした。その女性がよく着ていたのがネイビーとホワイトです。やはりクリーンで安心するイメージがありますよね。
AKIRA つまり、あげまん女性のファッションはなにかと言うと、ファッションによって会う人達をどういう気持ちにさせるかというのがまず分かっていて、コントロールしていくということですね。
柴崎 そうです。コントロールしているのだなと思ったのが1つです。あともう1つは、先程の話の続きになりますが、自分に似合いながら、旦那さん好みの服装をしています。

AKIRA それは、どうやって知ればいいのですか?
柴崎 私のファッション分析ではなくても、最近すごく流行っているパーソナルカラーや骨格診断などをすると、自分に似合うイメージが分かります。私が持っている資格のスタイリングマップを使うと、彼の像と好みが出ます。その中で4つのテイストに分かれているので、たとえば自分がブライトというテイストで、彼がクリスタルというテイストだとしたら、これを掛け合わせましょうと言っています。私の主人は、バブルの終わりの頃の世代なので、肉食系で、ラインが出るようなのタイトスカートに白シャツのような、王道の服装が好きですね。
AKIRA それを診断すると、その男性の好みが分かるということなんですね。
柴崎 そうなんです。男性の性格分析をしたあとに、男性のテイスト診断が出てきます。私は自分に似合いながら、旦那さん好みの服でデートに行っています。
AKIRA たとえば、しっかり診断を受けたいのならマイさんのところに行ってもらうといいと思うんですが、日常でもできるようなものはありますか?
柴崎 それはあります。男性の夢を日常にも入れてあげる感じで、昼は清楚で、夜は少し小悪魔にするとか、色で昼の色気と夜の色気を分けること。それを1人の女性で演出してあげることです。
AKIRA 男性が、いいなというんですね。
柴崎 喜ぶ、テンションが上がるといいます。ただ、ファッションが好きな女性はそこまでできますが、私のところには、実際何のオシャレもしていないのに、彼の年収が600万円も上がりました、というお便りも来ています。私の母もそうなんですが、そういう人は、とにかく安心感のある清楚な格好をしています。
男性にファッションで緊張感を与えよ

AKIRA たとえば、男性のセルフイメージが上がるファッションはありますか?隣にこういう格好の女性がいることによって、自分はすごい男性なんだと思うような服の選び方はありますか?
柴崎 それについては逆に聞きたいんですが、分かりやすい女性らしい恰好をすると、男性は嬉しいですか?
AKIRA ぼくの中で言うと、気高い女性が隣にいると、自分も上がるという感じがあるんですね。だから、女性として気高いというのはすごく大事、というのは言っています。
柴崎 すごく王道で、着物とか。私はデートに着物を挟みましょうと言っています。
AKIRA デートに着物ですか。
柴崎 かなり敷居は高いですが。
AKIRA 確かに、いつもだとすごくきついと思うけど、確かにたまに着物を着られると普通ではないし、男性としては、すごく上がりますし、いいですね。それは使えると思います。
柴崎 これは、使えるテクニックという感じですね。浴衣と着物は1年のうちに1、2回挟みましょうねと言っています。
AKIRA たとえば着物は、どういうときに着たほうがいいと思いますか?
柴崎 やはり、初詣はいいと思います。初詣に着物を着るのは、人混みだったりお食事だと長い時間だし、結構大変なことなんです。でもそこを、あえて着ていってあげる。晴れの場を作ってあげるんです。
AKIRA たとえば家族ぐるみの大事な経営者と会うときに着たりとか。
柴崎 いいですね。結婚スタートはそれがいいですね。
AKIRA 緊張感が出ますね。
柴崎 緊張感は女性自身も男性のほうも膨らみ上がります。
AKIRA 着物以外にはなにかありますか?着物がきついという人もいると思ったりしますよね。
柴崎 普段着ないとしたら、スーツ。個人的には、ブラックドレスのほうがいいかなと思います。

AKIRA 年上の経営者の方と着物の奥様がいると、やはりとても緊張しますね。
柴崎 かしこまりますね。
AKIRA そういった効果もあってか、経営者さんを見た時に確かに自信が表われている気がします。少し古めかしい感じもありますが、凛としますね。ちなみに、着物はどういう着物がいいとかもあるんですか?ネイビーとか、そんな感じでしょうか?
柴崎 派手すぎないことですね。赤とかそういったものは洋服で演出するものです。柄も色も落ち着いたもののほうがいいと思います。
AKIRA 旦那さんの大事な人と会うときは、着物を着る感じですね。
柴崎 経営者の集まりや、旦那さんの晴れの場に付いて行くときに着てあげたいですよね。家族的な集まりの他にも、そういう場がいいですよね。
AKIRA 確かに。奥さんにちょっとやって、ってお願いしてみます。
柴崎 着物買ってって言われるかも知れませんね(笑)
AKIRA 他になにかありますか?
柴崎 旦那さんの気分が上がる服は、すごく男性的な人であれば、先程言った、ブラックドレスに爪の先の少し見えているオープントゥのハイヒールとか、あとは小ぶりのバッグとかがいいです。普段しないような赤いネイルとかもいいですね。清楚な人が夜の色気を持つというのは、そういうことです。

柴崎マイさんが描いてくれたブラックドレスのファッション
AKIRA 着物とブラックドレスとか、旦那さんと一緒にいたり、大事な場には、それ用のファッションを用意してあげると旦那さんも上がるし、セルフイメージが高い状態で人と喋れる状態が作れるということですね。1人でいるときは自分で好きな服装をしてもらって。
柴崎 そうですね。
AKIRA 何か印象を与えたいとか影響を与えたいときに、そういうあげまん女性のファッションを使うことは、すごくいいと思います。
柴崎 ファッションには、自分のためのファッションと相手のためのファッション、そして自分らしく相手のことも考えたファッションという3つのファッションがあります。それを使い分けられる女性は、とても素晴らしいですね。
AKIRA そういうのが、あげまん女性のファッションなんですね。
柴崎 実際そういうメルマガを書きましたし、つながっていると思います。。
AKIRA 反響はどうでしたか。

柴崎 あげまんについての記事は、いつもブログのアクセスが伸びるのです。
AKIRA いいですね。着物やブラックドレスとかを使いながら、自分らしく相手のためを思った服装ができると、とても上級者らしいあげまん女性ですね。
柴崎 あげまん自体上級ですから、相当上級ではあるとは思うのですけれど、ね。
AKIRA そうですね。そこに至るまでに、とりあえず着物やブラックドレスとかを着てみて、実際の男性の反応を見たら、こんなに違うんだと、きっと思いますね。
柴崎 そうですね。

後編につづく
Photo by Akinori Hamada
次回は、「あげまん女性は、男性にビジョンを思い出させる格好をさせる!」をお届けします。
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柴崎マイさんのプロフィールはこちら

1974年埼玉県生まれ
10代より憧れの美人を観察しながらイラストを描きはじめる。
女子美術大学卒業後、パリ遊学を経てイラストレーターになり、約3万点以上の女性イラストを女性誌などで発表してきた。
2012年より「愛され美人レッスン」を主宰。「色、形、素材」を分析する「ファッションスタイリングマップ」の資格を使ってのファッションやヘアメイクワークショップは全国から受講生が訪れる。
著書は5冊あり、「1秒で一目惚れされる”見た目”になる!」(大和出版)「プロポーズされる私になる!」(ディスカヴァー21)、「ママのためのおしゃれの教科書」(サンマーク出版)、「産後ビューティ」(ワニブックス)、「大人がきれいになれるおしゃれの教科書(サンマーク出版)。
プライベートでは、41歳で7歳女児のママでもある。
(文庫)大人がもっとキレイになれるおしゃれの教科書 (サンマーク文庫)
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