恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」（パーシーズ）には、結婚や出産のタイムリミットを感じる経済的に自立したアラフォー女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。
今日は、承認欲求が強く相手に求め過ぎてしまう女性が、どうすれば幸せな結婚が出来るのかについて話していこう。
承認欲求が強いために恋愛がうまくいかないという女性は、自己肯定感が低いことが原因になっていることがほとんどだ。自己肯定感が低いと、自分で自分のことを認められないから、自分以外からの評価で自信を得ようとする。
その結果自分にもそして相手にも、完璧であることを求めてしまう。
「私、こんなに尽くしているのに」「こんなに頑張っているから認めて」
「あなたもちゃんといて」「私のことちゃんと見て」
こういった言動を繰り返していると、男性は
と思うようになり、関係が長続きしない。
相手がかわろうといつでも同じような理由で、同じような別れ方を繰り返す恋愛が上手くいかない「こじらせループ」にはまってしまう。
今の彼が「もう無理」となる前に自己肯定感を高め、他人の評価を気にする他人軸と、自分を自分で満たす力を手に入れる必要がある。
詳しく見ていこう。
目次
承認欲求が強い女性の特徴11選
承認欲求が強いのは、自分で自分を認められない自己肯定感の低さから、周りに認めてほしい、という心理が働いてしまうことで起こる。
背景には「自分には価値がない」「頑張らないと認められない」といった思い込みがあることが多い。
本記事では承認欲求が強いことが恋愛にどう影響するのか。悪影響を排除するために何が必要なのかを見ていくが、ここではまず、承認欲求が強い女性の具体的な特徴について挙げていく。
人からどう見られているかを気にする
承認欲求が強い女性の特徴のひとつに、自分の言動に対する周囲の反応や、周りが自分のことをどう思っているかを常に気にするということが挙げられる。
「自分は嫌われていないか」「自分のことをなんて言っているのだろう」「周りの人にどう思われてるのかな」と、いつも周りの評価を気にしている。
物事を判断するときにも、人からどう見られるかなどを気にして決めるので、周りの意見に左右されやすく意見がぶれがちなことも特徴だ。
感情の起伏が激しい
承認欲求が強い女性の特徴として、他人軸で物事を判断するため、感情が不安定になるということが挙げられる。
ありのままの自分を受け入れてほしいと思っているのにそれが叶わず、満たされない思いから感情が不安体になりがちだ。
人からの注目を集めることに意識が向いていて、周りを困らせていることに気付かない女性も多い。
自分の話ばかりする
承認欲求が強い女性は、常に輪の中心にいたいと思っていて、自分の話ばかりするといった特徴がある。
誰かが話していても、すぐに自分の話題にもっていきがちで、人の話をほとんど聞いていない。自分の話ばかりするのは、自分のことを理解してほしいという承認欲求が強いからだ。
自分をアピールし、目立とうとする
承認欲求が強い女性は、注目されたいために、目立つ行動を取りがちだ。
自分に意識を向けてもらうことで、自分の存在が承認されたと感じ承認欲求が満たされる。目立ちたがり屋で周囲の注目を浴びようとしたり、自分が一番でなければ気が済まない性格だったりする。
自分の存在価値を認めてもらうまで自己主張を続けてしまうので周囲を困らせがちだ。
嫉妬心や劣等感を抱きやすい
承認欲求が強い女性は、嫉妬心や劣等感を抱きやすいといった特徴がある。
自分が目立ったり人より秀でていると感じられる機会が他人に奪われることに神経質になってしまう。
自分より注目されている人がいると、「どうしてあの人が」「あの人がいなければ私が注目されていたのに」と嫉妬を感じる。その相手に敵対心を抱いてしまうので、その人より劣っていると感じて劣等感を感じることになる。
SNSの投稿が多い
承認欲求が強い女性の特徴に、SNSの投稿が多いことが挙げられる。
基本的に誰かにかまってもらうことで承認欲求を満たすので、SNSに頻繁に投稿することで暇をつぶして、寂しさを紛らわせるのだ。
「イイネ」や反応が貰えると、自分に関心をもってもらえていると感じ、承認欲求が満たされるのだ。
話を盛る
話を盛ってしまいがちになることも、承認欲求が強い女性の特徴だ。
周りの人の注目を集めて「すごい」と認められたり、優越感を得たいがために、無意識に話を誇張してしまうのだ。
自分が優れていることを大袈裟にアピールしたり、具合が悪い時にオーバーに伝えたり、多少の嘘も抵抗なく行ってしまうこともある。
競争心・対抗心が強い
競争心が強いことも、承認欲求が強い女性の特徴だ。
人よりも優れていると思われたいので、人気者や能力が高い人に「負けたくない」と競争心を向ける。自分が活躍できるフィールドを奪ってくる人に対抗心を抱く。
自分への信頼や自分の価値に自信がないために、人と自分を比べて劣っていることを極端に嫌うのが原因だ。
浮気性
承認欲求が強い女性の特徴のひとつに、浮気性ということが挙げられる。
常に誰かが自分のことを見てくれていることに、承認欲求が満たされるからだ。
承認欲求が強い女性にとって、自分にずっと夢中になってくれる男性は魅力的だ。
たとえ彼氏がいても、自分を熱心に口説いてきたり、自分に夢中になってくれている男性が現れると承認欲求が満たされるので、浮気してしまう女性もいる。
全員から好かれたい
承認欲求が強い女性は、自分が周りの人から嫌われていないかという不安を常に感じている。
誰からも嫌われるのが嫌で、全員から好かれたいがために、八方美人な態度をとりがちだ。
あっちで言ったこととこっちで言ったことが違うといったことが起こりがちで、周りからはネガティブな印象を持たれてしまうこともある。
自分に自信がない
承認欲求が強い女性は、自分に自信がないといった特徴がある。
これまでの人生経験の中で、自分で自分を肯定できないようになってしまったのだ。
過去の経験の中で自信を失う出来事があったために、自分の良さを自分では信じられずに、人から承認されることでしか自信をもてなくなっているのだ。
承認欲求が強い女性の心理は？
承認欲求が強い女性の特徴で挙げたとおり、そういった女性は周りの気を引くような言動をすることが多い。
ここでは、承認欲求が強い女性はなぜ周囲の気を引くような言動をするのか、女性の心理に注目して見ていこう。
人に認められたり、凄いと思われたい
承認欲求が強い女性の心理のひとつに、人に認められたり凄いと思われたいといった気持ちがある。目立つことに優越感を覚えるので、周囲の人に注目されたいという強い願望をもっている。
自分の優れた部分や自慢の彼氏、交友関係など、人が羨むであろうことをアピールする。周りの人から凄い人だと思われたいという思いが強いのが、承認欲求が強い女性の心理なのだ。
気持ちをわかってほしい
承認欲求が強い女性は、自分の思いや気持ちが間違っていないことを確認したがるのも心理のひとつにある。自分の考えや思いを相手が賛同してくれたり受け止めてくれると、自分という存在も認められたように感じる。
自分の意見を伝えて相手に同意を求めるのは、自分の気持ちを理解して、自分そのものを承認してほしいという心理からなのだ。
特に褒められるような内容でなくても積極的に話すのは、気持ちをわかってほしいといった思いがあるのだ。
褒められたら伸びるから褒めてほしい
承認欲求が強い女性は、自分が褒められたら伸びるタイプだと認識しているので、積極的に褒めてもらう機会を作ろうとする心理がある。褒められることでやる気になり、結果を出すために努力すると自分で理解しているのだ。
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承認欲求が強くなってしまう原因は？
次に、承認欲求が強くなってしまう原因について見ていこう。
自己肯定感が低い
承認欲求が強くなってしまう原因のひとつに自己肯定感が低いということが挙げられる。自分を自分で認められなかったり自分に自信がないからこそ、人から認められることが必要だと感じ、承認欲求が高まるのだ。
過去の人生経験で、ありのままの自分を受け入れてもらえない経験があったために、自己肯定感が低くなってしまったパターンが多い。
褒められたり認められた経験が少ない
承認欲求が強くなる原因の一つに、人から認められた経験が少ないと言ったことも挙げられる。
特に、幼少期に親から褒められたり認められた経験が少ない人は、大人になっても「周囲から認められたい」という気持ちを抱えたままなので、承認欲求が強くなりがちだ。
例えば、テストでいい点をとったり、弟や妹の面倒をみても「そんなの当然でしょ」「当たり前のこと」と褒めて貰えない幼少期を過ごしていた女性は、なんとかして褒められようと頑張るのだ。
認められたい気持ちが満たされると、快感に繋がる。すると益々「もっと承認を得たい」と思うようになり、承認欲求がより強まるといったことが起こるのだ。
仕事は上手くいくのに恋愛は上手くいかないのはなぜ？
仕事は上手くいくのに恋愛は上手くいかない女性は、承認欲求が強いことが足かせになっていることが多い。
仕事は勝負の世界で、自己アピールが求められ、評価されるのが当たり前の世界だが、恋愛は違う。
プライベートの彼女との関係は、評価や勝負とは離れた「癒し」や「安心」を求めるのが男性心理だ。
その恋愛の関係に、承認欲求の強い女性は競争心や正しい・正しくない、評価するといった癒しとはかけ離れた要素を持ち込んでしまうから、彼との関係がうまくいかなくなってしまうのだ。
承認欲求や勝負心は仕事では役立てることができるが、恋愛関係においてはデメリットばかりだ。
恋愛においてまで承認欲求が前面に出てしまうのは、自分に自信がなく自己肯定感が低いことが大元の原因だ。
自己肯定感が低いと、周りの評価や視線を気にして、失敗を極端に恐れるので、誰か頼ったり相談にのってもらうといったこともできない。「迷惑かけると嫌われる」「無能な自分は必要とされない」「完璧でないといけない」と自分を追い込んでいってしまうのだ。
自己肯定感の低さは、幼少期の両親との関係や過去の経験が影響している。
誰しも生まれたときは、泣いたり笑ったりして自分の欲求を素直に表現していたはずだ。しかし、成長の段階の人との関わりによって、ありのままではいられないという思い込みが定着し、自己否定が生まれ、自分の価値を自分で認められない状態になってしまう。
ありのままではなく、誰かから認められる自分、評価される完璧な自分でいなければならない、とふるまうになってしまうのだ。
「親の顔色を伺ってばかりいた」
「お姉ちゃんなんだから我慢して」
「親が完璧主義だった」
この様に、どんなに頑張っても褒められない、ありのままでは認められない幼少期を過ごしていると、頑張ることでなんとか愛を受けとろうとして、常に完璧を目指すことになってしまうのだ。
親から認められなった経験が、大人になってからの「認められたい」という承認欲求に繋がっている。
また、そういった親の元で育つと、「母親みたいな女性になりたくない！」と反面教師にみてしまうことも多い。
母親を否定するということは、自分自身の女性性も否定しているということ。
自己肯定感が低いことと女性性を否定していることが原因で、承認欲求が強くなってしまい、これらが重なると、上手くいかない恋愛ばかり選んでしまう「こじらせループ」に入ってしまうのだ。
では、女性では決して分からない男性心理が満載。男性の本音がわかり彼と自分らしい幸せな結婚を実現する方法を説明しているのでぜひ見てみよう。自己肯定感に深くかかわる母親との関係
自己肯定感の低さがうまくいかない恋愛の原因になっているのだとしたら、そこには過去の母親との関係が強く影響している。
婚活がずっとうまくいっていなかったり、同じパターンの別れを繰り返している人は、母親を始めとした他人の価値観で生きてしまっていないか、振り返ってみてほしい。
あなたは今、過去の経験や、母親から言われたこと、繰り返してきた失敗などから「私は愛されない」という強い思い込みをもっている状態だ。
母親の意見や価値観に振り回され、自分軸がもてずに自己肯定感が低くなってしまったままだと、こじらせループからは抜け出せない。
最高の結婚相手に出会う為には、自己肯定感を高めて男性心理を理解することが大事だ。
認めてほしいのは認められていないと思い込んでいる裏返しであること
あなたが、「認めてほしい」のは「認められていない」と思い込んでいることの裏返しだ。
自分は認められない、愛されない、と無意識に思い込んでしまっているからこそ、認めて欲しいと強く願ってしまうのだ。
この無意識の思い込みが、恋愛が上手くいかない原因になっている。
いくら「認められたい」と頭で思っても、無意識下である潜在意識で「自分は認められていない」「どうせ認められる訳がない」「その価値が私にはない」と強く思い込んでいたら、現実はそのようになってしまう。
「私はありのままで認められている、愛されている」ということを心から信じ、無意識の部分で思い込むことができなければ、幸せな恋愛結婚ができないんだよ。
もしあなたが、自分の価値を自分で認められて、男性に「私を認めて！」「わたしこんなに頑張っているのに」と求めるのをやめられたら、男性は
この人をぼくが幸せにしたい。
こう思うようになる。
自然体の癒される関係は、男性が人生を共に歩むパートナーに求めている要素だ。
彼が尽くしても尽くしても離れてしまう。
私のように彼も「わたしたち」のことに一生懸命になってくれない。
本気なのは私だけ？
…こんな思いを抱いて、恋愛がしんどいと思うのであれば、それは彼のあなたへの本気度や愛が問題なんじゃない。
「もっと私を見て、認めて」と求めすぎているのが原因だ。
でもその満たされない思いを満たすのは、男性の役割ではない。
あなたの心の穴をふさぐのは、あなた自身でするべきことなんだ。
自分で自分を認められない、自己肯定感が低い状態は幼少期の両親との関係や育った環境、出来事によって形成されてきたものだ。
思い込みと向き合って手放し、自分にとってプラスになる価値観に上書きしていこう。
過去の出来事でも見方を変えて捉え直すことで、新しい価値観を作っていける。
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