parcy’s noteの読者から以下の質問をもらった。
大変な渦中にある男性に対してできることは何ですか?
いつも、多くの気づきを与えて下さって、ありがとうございます。
楽しく、拝見しております。
先日のメルマガは、私にとっては、とても、タイムリーな話題でした。
中村さんが仰る男性心理に、いつも、納得、頷いている次第です。
男性は、成長期には、仕事に集中したい…
衰退期には、一緒に居て、認めて欲しい…
ある男性の、その通りの反応をしっかりと実感しております。
その彼ですが、
1年前に起業した会社が、詐欺に遭って、やむなく、解散すると言う決断したそうです。今は、解散に伴う諸手続きを行っている最中みたいです。
この様な時期に、私が、彼にしてあげられる事は、何でしょう…?
具体的に、どんな言葉を彼に伝えたら良いでしょうか?
アドバイスを頂けたら、幸いです。
今日はこんな質問に答えていきたいと思う。
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大変な渦中にいる男性に対しては、基本は「(男性が)自分で解決できる」と信じて見守ってあげること
男性心理としては、大きな問題が起こったときは、その問題解決に集中するようにできている。
その問題が大きければ大きいほど、人間関係のことなど考える余裕やパートナーのことについて考える余裕はなくなると思っておこう。
そういう状態にある男性として一番やってもらいたいのは、男性自身が自分で解決できると信じて見守ることだ。さらに、あげまん女性であれば自分の機嫌を取ることに集中することが大事だ。
こういう状態で多くの女性がやりがちなのが、パートナーが感情的にも落ちてたりするときに、自分も同じように感情が落ちてしまうことだ。男性にしてみたら、落ちている女性を大変な状態では見たくない。
隣でパートナーが落ちれば落ちるほど、自分の不甲斐なさを男性は感じ続けてしまうからだ。
さらに自分がケアしなければいけないというタスクが増えてしまい、「とりあえず離れてほしい」と言われるだろう。
実際に、ぼくも30名以上いた社員がいる中で倒産の危機や裁判で訴えられた時期などもあった。そういうときに横で感情が不安定な人は側に置けないし、信頼ができないという経験もした。
なのでそういった大変な状態な男性の一番の助けは、彼が下がっても「自分をいい状態に保つこと」、そして彼は自分でこの問題を解決できると信じて見守ることなのだ。
何か物理的なサポートをしたかったら「何かできることある?」とそのまま聞くこと
とはいえ、何かサポートできることはしてあげたいと思うのが普通の心だ。
そんなときは直接、「何かできることはある?」と聞いてあげよう。
もしかしたら「ご飯をつくってほしい」ということかもしれないし、「話を聞いてほしい」ということかもしれない。ただ、男性としては大変な最中にあるときはそれを考えることさえも、重荷になることがある。
なので、一度聞いて見て何もなさそうであれば、遠くからつかず離れずで見守っておこう。
一緒に住んでいるなら、何も話しかけず淡々とあなたの仕事に集中して、ご飯をつくったり、掃除をしたりして彼が解決するのをゆっくりと待とう。
一緒に住んでいないなら、彼にたまにメッセージを送りながら、事態が落ち着くまでゆっくりと待とう。
彼に伝えるとしたら「(失敗を)早めに経験できてラッキーだったね」
もし彼に伝える言葉があるとしたら、(失敗を)「早めに経験できてよかったね」という風な言葉を送ってあげたらいい。
「成功したあと、有名になったあとだったらもっと大変だったね。いい経験が早めにできてよかったね。次はもっと上手くできるね」
という言葉をかけてあげよう。
この言葉には、「こんなことなんて小さい問題だよ」というニュアンスや、「早めに経験できてラッキーだったね」というニュアンスも含められている。
実際にあげまん女性は、彼の成功を心から信じているわけだから、こういった言葉が出てくるのは当たり前なのだ。むしろ、早めに経験できてラッキーだねって本当に思っている。
あなたも、彼の人生からしたらこういうことはたくさんある中の一つの失敗であり、そしてこれからも続いていくことだと思って、言葉を伝えてあげたらいい。
この経験が彼をまた強くさせるし、彼を成長させるのだから。
あなたが今日も、「太陽」のように周りを照らしますように^^
追記:後日、質問者さまからお礼のメールをいただきました。
ぼくの回答から後日、質問者さんからお礼のメールが届いた。
やっと彼との距離の取り方が掴めてきました!
私の質問に、丁寧にお答え下さって、有難うございます。
感激致しました。
質問させて頂いた彼ですが、
この1年の間の彼の事を思うと、大変!!と、しか言いようが無いと思います。その事をどう感じて、どう対処して行くかは、彼の判断でしかありません。
そんな彼から、久々にメールが来ました。
大変な次期を乗り越えて、一区切りがついたので、会って欲しい、との事。正直、嬉しかったです。振られてしまった、と思ってましたから…
中村さんが、仰る通りの展開に、合点がいきました。
成長期と衰退期。
正しくコレだな!と思いました。
久しぶりに、彼と逢う事が叶いました。
私からは、特に意見もせず、
とにかく、彼の今の状況を受け止める事を心がけて接しました。
彼が彼自身で、答えを出して成長し続ける。
私は、付かず離れずで彼を丸ごと受け止めつつ、見守る。
私は、私の時間を充実させて、彼に会えた時は、笑顔で接する。
最近は、こんな事を考えてます。
parcy’s noneを読ませて頂いて、やっと、彼との距離の取り方が、掴めてきた感じです。
今後は、少しずつでも、彼との距離を縮めて行けたら素敵だな、と思ってます。
彼の、今までの生き方を聴いていると、とてもエネルギーに満ちている様です。
そんな彼の「唯一、無二のあげまん女性」で在りたいな…と、思う日々です。
本日は、誠にありがとうございました。
重ねて御礼を申し上げます。
これからも、中村さんのファンで居させて下さいませ。
おめでとう!
男性は信じてくれてると感じるだけで、その女性を求めるようになるからね。
年齢を重ねれば重ねるほど、責任がある仕事につけばつくほどその傾向って強くなるんだ。
ぜひあなたの力で彼をもっと成功させてあげてね^^