parcy’sにはたくさんの女性がやってくる。ぼくも経営者として、優秀な女性社員を多く雇ったし、ビジネスパートナーや先輩経営者の奥さま方にも会ってきた。
その中で言えることは、あげまん女性や優秀な女性は「明るい」ということだ。
この女性の明るさは、自分の家族を照らし、多くの男性を勇気づけ、男性たちに結果を出させる。
女性の明るさというものは、優秀な女性やあげまん女性にとっての「当たり前の表看板」のようなものだ。
そして深く付き合っていくと分かるのが、その明るさは生まれ持ったものよりも、みんな「努力」によって得たものが多いということだ。
「女性の明るさ」とは何か?
ぼくは世界中の女性があげまん女性になったらいいと思っている。その中でも、何を差し置いても身につけると良いと思う心の在り方は「明るい」ということだ。
明るいというのは、テンションが高い女性や感情表現が豊かな女性ということではない。
「明るさ」とは、ものごとを肯定的に捉えようとする姿勢、いやなことや不快なことがあっても少なくてもそれを他人にまで及ばさないようにする思いやり、そういった姿勢が積み重なって「この女性は明るいな」と思われるのだ。
明るい女性の仕事仲間は、仕事の効率や結果を上げてくれるだけでなく、一緒にいる仕事空間さえも明るくしてくれる。
明るい彼女は、何度も会いたくなるし、一緒にいるだけで元気をもらえる。「この人となら明るい家庭を築ける」と男性も容易に想像できるだろう。
明るい母親は、子どもにとっても最高の母親だ。母親の明るくあろうとする姿から計り知れないたくさんのことを学ぶだろう。旦那さんにとっても「家が一番最高だな」と感じる要因になる。
それぐらい女性の明るさは、周りに影響を与え、周りを幸せにする「スキル」なのだ。
最初は「演技」でもいい。続ければ、それが自分の当たり前になる
「明るさ」というのは、生まれながらの特質よりも、努力によって得られるものが大きい。
だから、「あの人は明るいなー」「あの奥さんは素晴らしいなー」というのは、その人が生まれ持った才能や性質だけに起因するのではない。
どこかの時点で「明るくあろう」と選択し、行動したことで手にした評価なのだ。
あなたも周りに求められ幸せにする「明るい女性」になれる。
そのためには、「自分はそんなキャラじゃないから」という風に諦めず、「明るくあろう」と努力していくことだ。最初は演技でもいいし、ワザとらしくてもいい。
続けていけば、それが当たり前になる。
明るい人だ、素敵な人だ、誠実な人だ、といった「他者からの評価」というものは、変えることができる。例えば、ぼくは「聞き上手だね」と言われることが多いが、初めから聞き役として才能があったわけではない。むしろニガテで、なんで興味のない話を聞かなかいけないんだと思っていた。ぼーっと考え事をしている時なんかは本当に話が耳に入らないし、見るからに「この人聞いていないな」と思われてしまうくらいだ。
でも、起業をして経営者としてやっていくためには、「聞き上手」である必要を感じて、意識して変えていった。心理学やコーチングを必死に学んで、聞き方を身につけていった。結果的には学生のぼくにも多くの人大人が仕事を渡してくれたんだ。
今では人の話を聞くときには当たり前のようにスイッチが入って「聞く」モードになる。身体が覚えているんだ。
そんな風に「女性の明るさ」も最初は演技でも、やっていて自分でも違和感を感じていたとしても、続けていれば勝手にスイッチが入るようになって、「明るく」なれるようになる。
まずはあげまん女性の聞き方や質問の仕方をマスターしよう
「明るい女性」になるために、まずはあげまん女性の聞き方や質問の仕方をマスターしよう。
それだけで「明るい女性」だって人から思われるだろう。
その在り方を続けていくと、どんどん自分のものになっていく。
その「明るさ」があなたのそのものになっていくはずだ。
たとえ、ずっと演技になったとしても、それは「感謝」となって家族から帰ってくる。
子どもはもしかしたら成長過程で、あなたの演技に気づくときが来るかもしれない。つくられたものは純粋ではないと疑問視するかもしれない。でもやがて、あなたが「明るくあろう」とした姿を理解する時がきっとくるはずだ。
それが家族にとってどれだけありがたいものだったか実感する時がくる。演技とはウソではなく、愛情であり、知性だったのだとあなたを尊敬するだろう。
だから「明るい女性」に向かって歩み出すことは、あなたの人生にとってプラスにしかならない。
「明るい」あなたと会えるのを楽しみにしてるね。